800m2分切りに必要なスパイク7選!選ぶ際のポイントも解説!

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800m
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出典:NIKE公式HP

800m走の大きな目標のひとつが2分切りです。1分台のゴールタイムを狙うためにはトレーニングが必要ですがスパイク選びも重要です。しかし、スパイクは種類が豊富なために、どのスパイクを選べばいいのかわからない方もいるでしょう。

そこで今回は800mで記録を狙うためのスパイクの選び方や、おすすめのスパイクについて解説します。自己ベストを狙うスパイク選びの参考にしてください。

悩み,疑問

・スパイクの違いがわからない
・スパイクの選び方がわからない
・おすすめのスパイクは?

この記事でわかること

・中距離種目に適したスパイクの特徴
・スパイクのの選び方
・おすすめのスパイク

記事の執筆者
大学まで箱根駅伝常連校で競技を続け、現在はクラブチームでプレイングコーチとして活動。
20年以上の競技歴で培った知識を基に解説します。
あおすけ
あおすけ

どのスパイクがいいんだろう?

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800mとは?

800mは陸上競技場を2周走る競技です。2分切りを目標とする場合、60秒以内で2周走る必要があります。このペースを100mに換算すると15秒となり、ハイペースで走る必要があると分かります。全国中学総体の参加標準記録は2分00秒50であり、1分台のゴールタイムは、中学生であれば全国レベルのタイムであると言えます。

また、800mを走るランナーは400mを得意とする短距離型ランナーと、1500m,5000mを得意とする長距離型ランナーに分かれ、トレーニングの一環として800mに出場することもあります。2分切りのためのトレーニング方法についても解説しているので参考にしてください。

あおすけ
あおすけ

800mはいろんな選手が走ってるね!

 

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中距離用スパイクは2種類に分かれる

出典:NIKE公式HP

800mに必要なスパイクは、その競技の特性上、2種類のスパイクに分かれます。どちらのタイプのスパイクを選ぶかによってゴールタイムにも影響があるので、自分に合ったタイプのスパイクを選びましょう。

800m用スパイクの2つの種類
中距離用短距離型スパイク
中距離用長距離型スパイク

これら2種類について特徴を解説していきます。

あおすけ
あおすけ

それぞれ特徴があるんだね!

中距離用短距離型スパイクの特徴

出典:NIKE公式HP

中距離用短距離型スパイクは400mにも対応できる設計となっており、より強い反発力を得られます。反発力がある分、体重移動に抵抗を感じるかもしれませんが、反発力はスピードを生み出すため、パワーで力強く走りたいランナーに好まれます。

400mも専門種目として取り組んでいるランナーは、一足でどちらにも対応できるため中距離用短距離型スパイクがおすすめです。

中距離用長距離型スパイクの特徴

出典:NIKE公式HP

中距離用長距離型スパイクは1500mや3000SC、5000mにまで対応できるものもあります。短距離型に比べると反発力は弱い分、屈曲性が高く体重移動をスムーズに行える点が特徴です。

800mはラスト200mの伸びでタイムが大きく変わるため、1番苦しいときでも足が動かせる、体重移動がスムーズに行えるシューズは魅力的です。

1500mにも取り組むランナーには長距離型のスパイクがおすすめです。ラストまで失速しない走りが維持できます。

あおすけ
あおすけ

ランナーのタイプによって使い分けが必要だね!

 

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スパイクを選ぶ際のポイント

中距離用のスパイクは構造によって短距離型と長距離型に分かれますが、スパイクを選ぶ際のポイントもあります。

反発力、クッション性、軽量性、耐久性はどれも重要度あるため、気になるシューズがある場合は、そのシューズの性能を以下の観点から計ってみましょう。

反発力

反発力が強ければスピードが出ますが、その分、身体が受ける衝撃も大きくなります短距離型のスパイクは長距離型に比べて反発が強い傾向にあります。

反発力 短距離型スパイク>長距離型スパイク

最近はプレートが内蔵されたシューズが主流となっているため、多くのスパイクが高反発な設計になっています。

シューズ自体の反発性に加え、ピンの長さを変えることでも反発力は調整できるため、自身の筋力と相談しながら試行錯誤を繰り返してください。

あおすけ
あおすけ

反発力は推進力になる!

クッション性

短距離型のスパイクではあまり重視されていませんが、長距離型のスパイクではクッション性も重視されていますクッション性は短距離型よりも長距離型の方が高い傾向にあり、着地の衝撃を和らげる効果があります。

クッション性 短距離型スパイク<長距離型スパイク

1500mを超えてくると競技に対する歩数も増えてくるため、一歩ごとの衝撃を減らす必要も出てきます。レース後半の失速を防ぐためにも一歩ごとの衝撃の緩和が必要になるのです。

あおすけ
あおすけ

クッション性はラストで差が出る

軽量性、耐久性

シューズは軽ければ軽いほど有利になります。そのため不必要な素材はカットされ、どのスパイクも軽量化に努めています。しかし、軽量化を図るあまり耐久性に難がある場合もあります。

スパイクは一足数万円と高価なシューズであることから、耐久性も重要です。場合によってはレース用と練習用で使い分けることもおすすめです。

あおすけ
あおすけ

何度も買い替えるのは勿体無い!

 

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800mにおすすめのスパイク

800mで記録を出すためにスパイク選びも非常に重要です。ここで紹介するスパイクを参考にして自己ベスト更新を目指しましょう。

あおすけ
あおすけ

おすすめのスパイクは?

NIKE エアズームビクトリー

出典:NIKE公式HP

定価:27,060円
重さ:約132g(27.0cm片方)
スパイクピン:取り替え式×6本(片方)
推奨種目:800m〜5000m

中距離種目に特化したナイキのスパイク。カーボンプレートとZoom Airユニットを採用し、高い反発力を生み出します。ドラゴンフライは長距離向けスパイクであるのに対し、エアズームビクトリーは中距離向けに特化した構造になっています。

圧倒的な軽量性も魅力のひとつで、他社と比較すれば、その軽量性が群を抜いていることが分かります。トレーニングシーンに合わせたNIKEランニングシューズについても解説しています。

adidas アディゼロ アンビション

出典:adidas公式HP

定価:18,700円
重さ:約164g(27cm片方)
スパイクピン:取り替え式×5本(片方)
推奨種目:800m〜1500m

推奨種目は800m〜となっているものの、400mにも使用できる短距離型スパイク。硬度の高いプレートが内蔵されており、強い反発力を生み出します。

複数の素材を用いてクッション性と反発力を高めているため、軽量性ではやや劣りますが、強い反発力はスピードを生み出します。硬いプレートの反発を得るためには、強い筋力が必要であるため、短距離型の選手におすすめです。トレーニングシーンに合わせたadidasランニングシューズについても解説しています。

 

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asics COSMORACER MD3

出典:asics公式HP

定価:24,500円
スパイクピン:取り替え式×6本(片方)
推奨種目:400m〜1500m

400mにも対応する短距離型のスパイク。特徴はアウトソールに採用されているフルレングスプレートです。前足部と中足部で硬度を変えることで、反発力と屈曲性の両方を兼ね備えています

短距離型スパイクは重い傾向にありますが、COSMORACER MD3はNIKEエアズームビクトリーに匹敵する軽量性となっています。

日本人の足にフィットするように作られているasicsのシューズは、日本人が高いパフォーマンスを発揮するために不可欠なシューズであると言えます。海外メーカーが足に合わず、短距離型のスパイクにも軽量性を求めるランナーにおすすめです。トレーニングシーンに合わせたasicsランニングシューズについても解説しています。

asics GUN LAP3

出典:asics公式HP

定価:18,000円
重さ:約134g(26.5cm片方)
スパイクピン:取り替え式×5本(片方)
推奨種目:800m〜5000m

5000mまで対応する長距離型のスパイク分割プレートを採用することで屈曲性を高め、エネルギー効率の最大化を狙います。

COSMORACER MD3と同様に高い軽量性を発揮します。NIKEエアズームビクトリーに採用されているエアクッションは、好みが分かれるため、同じ長距離型スパイクで軽量性を求めるならGUN LAP3も選択肢に入ります。

asicsのシューズは日本人の足に合うように設計されているため、海外メーカーが足に合わず、長距離型で軽量性を求めるランナーにおすすめです。トレーニングシーンに合わせたasicsランニングシューズについても解説しています。

ミズノ エックスストリーム MD

出典:ミズノ公式HP

定価:24,200円
重さ:約155g(27.0cm片方)
スパイクピン:取り替え式×6本(片方)
推奨種目:400m〜1500m

400mにも対応する短距離型スパイク。ミズノの技術を全て詰め込んでいる一足は、金額は高いものの、性能は確かなものがあります。

ソールは三層構造になっており、それぞれがパフォーマンスを最大限に引き出す役割を担っています。

MIZUNO ENERZY LITE
従来の素材よりも高クッション、高反発のミッドソール素材

EVA
高速走行時の安定感向上を担う

X LAZER NEXT PLATE
短距離向けのX LAZER NEXT のプレートにより、さらなるスピードを発揮

反発力、クッション性、軽量性全てにおいてバランスよく求めるランナーにおすすめです。トレーニングシーンに合わせたミズノランニングシューズについても解説しています。

ミズノ ジオスパートMD

出典:ミズノ公式HP

定価:22,550円
重さ:約170g(26.0cm片方)
スパイクピン:取り替え式×4本+固定ピン4mm×3本+固定ピン6mm×2本(片方)
推奨種目:200m〜1500m

200mにも対応する短距離型スパイク。400mから対応するスパイクが多い中で、唯一200mにも対応しています。

片足に合計9本のピンが取り付けられており、ピンによる反発力は群を抜いています。800mに更なるスピードを求めるランナーにおすすめです。トレーニングシーンに合わせたミズノランニングシューズについても解説しています。

 

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長距離種目もスパイク選びが重要

中距離種目はスピードを出すためにはスパイク選びが重要ですが、800mと同様に長距離種目でもスパイク選びが重要になります。スパイク選びが勝敗を左右することもあるため、自分の足にあったスパイクを妥協せずに選びましょう。

種目に合わせたおすすめスパイクも紹介しているので参考にしてください。
800mにおすすめのスパイク
800m,1500mにおすすめのスパイク
3000mにおすすめのスパイク
5000m,10000mにおすすめのスパイク

 

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まとめ

陸上競技で結果を出すためには、日々のトレーニングが最も重要です。ただ、スパイク選びひとつでパフォーマンスも大きく変わるため、トレーニングの成果を十分に発揮するために、スパイク選びにもこだわりましょう。

短距離型と長距離型を使い分けることでレースに適したスパイク選びができるようになります。

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