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トラックシーズンでは800mで記録を狙いたいランナーも数多くいることでしょう。そこで今回は800mで2分10秒切りを達成するために必要なトレーニングについて解説します。
おすすめのスパイクも一緒に紹介するので、800mで自己ベストを狙いたい方はぜひ参考にしてください。
・800m2分10秒切りには何が必要?
・800mにおすすめのスパイクは?
・どんなトレーニングが必要?
・800m2分10秒切りに必要なトレーニング
・具体的なトレーニング内容
・1500mにおすすめのスパイク
20年以上の競技歴で培った知識を基に解説します。
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800m2分10秒切りには何が必要?
800mとは?
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800m走は400mトラック2周を走る陸上競技です。中学生以上では中距離種目に分類されます。長距離ランナーがスピードトレーニングの一環として走ることも珍しくありません。
800mで自己ベストを狙うことは、1500mや5000mの自己ベスト更新に直結するため、中長距離用ランナーにとって非常に大切な種目といえます。
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800m2分10秒切りは長距離ランナーの登竜門!
800m2分10秒切りに必要なトレーニング
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800m走で2分10秒切りを達成するためには1kmあたり2’42”、400mあたり1’05”で走る必要があります。100mあたり16秒のペースなのでペース自体も非常に速く、800m継続するためにはトレーニングが必要です。
800m2分10秒切りはしっかりとトレーニングを重ねることで達成可能な目標です。以下に解説するトレーニングを重ねて800m2分一桁を目指しましょう。
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どんなトレーニングが必要?
ロングジョグ
50〜60分ジョグ 5’30”〜4’30”/km
ロングジョグは長距離ランナーの最も大切な基礎トレーニングのひとつです。ゆったりとしたペースで長時間ランニングを続けます。1週間に1〜2回取り入れましょう。
ポイントはゆったりとしたペースでもフォームを崩さずに走ることです。レースペースにできる限り近いフォームでロングジョグを行うことが大切です。ロングジョグについて詳しく解説しているので参考にしてください。
ペース走
4〜6km 3’40”〜3’30”
ペース走は、レースペースよりも遅いペースでレースよりも長い距離を走りましょう。レースよりも長い距離のトレーニングを行うことで、距離に対する不安を払拭します。
ペース走を行うことでレース後半の失速も予防できます。苦しくなってもペースを落とさないトレーニングにもなります。週に1回程度取り入れましょう。ペース走について詳しく解説しているので参考にしてください。
インターバル
400m6〜8本 76”〜78”
リカバリー200mジョグ 60”以内
インターバルは、レースペースに近いペースで行うことが重要です。スピードに体を慣らす狙いがあり、レース本番で余裕を持って走れるようになります。
ポイントは400mのペースアップよりも、リカバリーの200mジョグです。リカバリーでペースを落としすぎないことが大切です。60秒を超えないように注意しましょう。週に1回程度取り入れましょう。インターバルについて詳しく解説しているので参考にしてください。
レペティション
1000m×2〜3本 3’15”〜3’10”
セット間5分
レペティションはセット間を大きく設けて一本一本集中して走るトレーニングです。レースペースに近いペースで走り続けることを意識しましょう。
全力に近いペースになるため本数を重ねるごとに大きな負荷がかかります。苦しくなってもレースペースを超えないように頑張るトレーニングです。レペティションについて詳しく解説しているので参考にしてください。
スパイク選びが重要
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800mで記録を伸ばすためにはランニングトレーニングが最も大切ですが、スパイク選びも非常に重要です。どのスパイクを使用するのかによってゴールタイムも大きく変わってきます。
800m用のスパイクは各メーカーから発売されているため、それぞれの特徴を理解してお気に入りのスパイクを選びましょう。
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スパイク選びでタイムも大きく変わる!
800mにおすすめのスパイク
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800mは中距離種目に位置するため、中距離型のスパイクを使用する必要があります。また、さらに強い反発を求める方は短距離用スパイクを選択するのもひとつの方法です。
800mや1500mにも出場したいのであれば中距離用スパイクを選び、400mにも出場したいのであれば短距離用を選択しましょう。
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どんなスパイクがおすすめ?
NIKE ビクトリー2
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NIKEのビクトリー2は世界中のランナーが使用するハイスペックなスパイクです。世界トップレベルのランナーも数多くの使用実績があります。800mに対応した中距離用スパイクです。
軽量かつ高反発素材であるZoomXフォームをミッドソールに使用しています。最大の特徴は前足部に配置されたZoom Airユニットです。これにより高い反発力を発揮します。強い反発でグイグイ進んでいきたい方におすすめです。NIKEビクトリー2について詳しく解説しています。
トレーニングシーンに合わせたNIKEランニングシューズについても解説しています。
adidas アディゼロ アンビション
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adidasのアディゼロ アンビションは800mから1500mに使用できる中距離用スパイクです。高反発素材であるLightstrike Proを前足部に搭載しており、短距離用スパイクのようなプレートも採用しています。
アディゼロ アンビションは反発力にステータスを振っているスパイクです。強い反発力で力強く進んでいきたい方におすすめです。トレーニングシーンに合わせたadidasランニングシューズについても解説しています。
PUMA エヴォスピード ディスタンス ニトロ エリート+4
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PUMAのエヴォスピード ディスタンス ニトロ エリート+4は800m専用に作成されたスパイクです。NITRO FOAMにより高い反発力を発揮するスパイクで、マラソンシューズにも採用されているクッショニング素材を使用しています。強い反発力を得ながらグイグイ進む感覚を味わえます。
フルレングスのカーボンプレートも採用しているため、ミッドソール素材と相乗効果を発揮して高い反発力を発揮します。強い反発力を得て走りたい方におすすめです。エヴォスピード ディスタンス ニトロ エリート+4について詳しく解説しています。
トレーニングシーンに合わせたPUMAランニングシューズについても解説しています。
ニューバランス FuelCell MD-X
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ニューバランスのFuelCell MD-Xは800m〜5000mに対応したオールマイティなスパイクです。ミッドソール素材には、マラソンシューズにも採用されているFuelCellを使用しています。フルレングスのカーボンプレートと相乗効果で高い反発力を発揮します。
スパイクピンは片足6本の固定ピンです。埋め込み式ピンを採用することで不要な部分をカットでき、スパイクの軽量化に成功しています。スパイクに軽量性を求める方におすすめです。トレーニングシーンに合わせたニューバランスランニングシューズについても解説しています。
On Cloudspike 1500m
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Cloudspike 1500mはOnの中距離用スパイクです。Onランニングシューズの代名詞であるCloudTecをミッドソールに採用していて高いクッション性を発揮します。
カーボン配合のプレートを採用しており、反発力も兼ね備えたスパイクです。CloudTecで負担を軽減しつつ、Speedboardで反発力を得られる設計です。クッション性と反発力をバランスよく得たい方におすすめです。トレーニングシーンに合わせたOnランニングシューズについても解説しています。
asics METASPEED MD
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asicsのMETASPEED MDはカーボンプレートを採用した中距離用スパイクです。ミッドソール素材には、マラソンシューズにも採用されているFF BLAST TURBOを使用しています。
METASPEED MDはクッション性と反発力を兼ね備えたスパイクです。普段からasicsのマラソンシューズを使用している方や、高いクッション性を求める方におすすめです。METASPEED MDについて詳しく解説しています。
トレーニングシーンに合わせたasicsランニングシューズについても解説しています。
ミズノ ジオスパートMD
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ミズノのジオスパートMDは従来から多くのランナーに愛用されてきた長距離用スパイクです。短距離用スパイクのような設計でスピードを出すことにフォーカスを当てています。
交換ピン4本、固定4mmピン3本、固定6mmピン2本の合計9本のピンが片足についています。スパイクピンによる反発でスピードを出して走れます。スピードを重視して勢いで走りたい方におすすめです。トレーニングシーンに合わせたミズノランニングシューズについても解説しています。
まとめ
800m2分10秒切りはトレーニングを重ねることで誰でも達成可能です。2分一桁に突入することで他の種目でも自己ベストが期待できます。
トレーニングを重ねて、スパイクも選び直し、自己ベストを更新しましょう。
種目に合わせたおすすめスパイクも紹介しているので参考にしてください。
800mにおすすめのスパイク
800m,1500mにおすすめのスパイク
3000mにおすすめのスパイク
5000m,10000mにおすすめのスパイク
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