ランニングは始めることは簡単ですが、継続することは簡単ではありません。継続のためのモチベーション維持が非常に困難であり、誰もが苦しむポイントです。
そこで今回は、ランニングのモチベーション維持の方法について解説します。ついついだらけてしまう方はぜひ参考にしてください。
・ランニングのやる気が出ない
・モチベーションを維持する方法を知りたい
・辛いランニングのやる気を出す方法
・モチベーションを維持する方法
20年以上の競技歴で培った知識を基に解説します。
やる気が出ない…
毎日が自分との闘い
ランニングをしているとよく周囲から「なんでそんなに毎日走れるの?」や「何を考えて走ってるの?」と言われることが多々あります。ランニングは苦しみを伴う運動であることから、周囲がそのような疑問を抱くのも納得です。誰もが毎日走りたいと思うことはなく、むしろ毎日が自分との戦いです。「今日は休みたいな」や「面倒臭いな」と毎日葛藤しています。
そのため、やる気が起きないと感じてしまう方も、そう感じるのは自分だけではないことを知ってください。誰もがその気持ちを押し殺してランニングと向き合っているのです。ただ、自分自身を奮い立たせ、ランニングをしたからこそ、その後に充実感を味わうことができるとも言えます。以下に紹介するモチベーションを高める方法を実践し充実感を味わいましょう。
辛いのはみんな同じ!
モチベーションが上がらない理由を見つける
ランニングに対するモチベーションが上がらないときは、何らかの原因があるはずです。それは天候的な問題かもしれませんし、体調的な問題かもしれません。
やる気が出ない原因を知ることで対策ができ、モチベーションの低下を防ぐことができます。モチベーションが上がらない代表的な事例を紹介しますので、見る角度を変えてポジティブに捉えましょう。
なんでやる気が出ないのかな?
仕事、家事育児、学業などで疲れている
毎日の仕事や家事育児、学業などで疲労が溜まっている場合ランニングだけでなく全てのモチベーションの低下が起きます。
そんなときは、自分自身が肉体的疲労か精神的疲労のどちらの疲労を感じているのかを確かめてみてください。同じような疲れを感じていたとしても意外と精神的疲労が大きいことがあります。
精神的疲労には適度な運動が最適ですのでランニングをすることで気持ちをリフレッシュできるでしょう。
疲れている時は休もう!
天気が悪い
ランニングは屋外で行うことがほとんどであるため天候に大きく左右されます。夏の猛暑日や冬の寒い日、風の強い日や雨の日など天候が悪いと走る気持ちにもなりません。悪天候の中でのランニングは体調不良の原因にもなることから注意が必要ですが、少しの天候の変化であればむしろ楽しむこともできます。
夏場れあれば日中帯を避けたり、冬場であれば早朝夜間を避けることで気温変化を回避できます。また、雨風が弱い日であれば専用のシューズやウェアも販売されているため、雨風の日用として用意しておくことで走らざるをえない状況を作れます。
競技力が向上している実感がない
自身の能力向上をランニングのモチベーションにしている方も多いと思います。しかし、能力は簡単に向上するものではなく、むしろ競技力が高まるにつれて伸び悩むようになります。
そのため、競技力が向上している実感がないとランニングのモチベーションも上がりません。そのようときは一度休養をとり心と身体を休ませるのもひとつの方法です。セルフケアにおすすめのアイテムについても解説しているので参考にしてください。
タイムが伸びないとやる気が出ない!
走るのがしんどい
ランニングは心肺に負担がかかる運動であることから辛さを伴います。そのため、走ることに対して拒否感を覚えるときもあるでしょう。
しかし、その辛さの先に達成感や充実感があります。登山と同じで楽だけをしていい思いはできません。辛さの先に希望があることを理解して自分を奮い立たせましょう。
モチベーションを高める方法
やる気やモチベーションを高めることは言葉では簡単ですが、実際は簡単なものではありません。毎日が自分自身との闘いであり葛藤があります。
そこで以下に紹介する方法を試すのもひとつの方法です。意識することは「自分自身にランニングを飽きさせないこと」です。
やる気を出す方法は?
将来の自分をイメージする
私の場合は、競技力向上を最大のモチベーションにしていました。やる気が出ないときこそ、速くなった自分をイメージし、「そのためには今日のトレーニングが必要だ」と自分に言い聞かせていました。
誰もが競技力向上を目指しているわけではないかもしれませんが、ダイエット目的にしても健康維持にしても何らかの目標があるはずですので、その目標をできるだけ鮮明にイメージすることでモチベーションの維持につながります。
音楽を聴く(聴く音楽を変える)
普段音楽を聴いて走らない方は音楽を聴いて走ることで気分転換になります。また普段聴いている方はいつもと違う音楽を聴くこともおすすめです。
最近ではランニングウォッチに取り込んだ音楽をBluetoothイヤホンで流せるためスマホやウォークマンを落ち歩く必要もありません。ランニングをしながら快適に音楽を楽しめるため気分転換には最適な方法です。
ランニングにおすすめのイヤホン
スマホなしでも音楽が聴けるランニングウォッチ
ランニング時でも安全な骨伝導イヤホン
音楽を変えて気分転換!
新しいシューズ、ウェアを着る
毎日同じシューズや同じウェアを着ている方は、それらを変えることで気分転換になります。
新しいシューズやウェアを用意すると使いたくなるものです。シューズは金額も嵩むためそれほど頻繁に変えることはできないかもしれませんが、Tシャツや靴下程度であれば大きな金額にもなりません。
デザイン性の高い高価なランニングウェアを用意するのもひとつの手段ですが、いつもと違う一着を用意するのもおすすめです。おしゃれなランニングウェアブランドも紹介しているので参考にしてください。
NIKEのおすすめランニングシューズ
adidasのおすすめランニングシューズ
PUMAのおすすめランニングシューズ
New Balanceのおすすめランニングシューズ
Onのおすすめランニングシューズ
HOKAのおすすめランニングシューズ
アシックスのおすすめランニングシューズ
ミズノのおすすめランニングシューズ
おしゃれなウェアでモチベーションアップ!
辛くないペースで走る
ランニングは自分との戦いであるため、ペースを上げればその分疲労感も増加します。しかし、走る度に苦しい思いをしていたのでは精神的に拒絶反応が出てしまうでしょう。
そんなときは辛くないペースでゆっくりと走ることも必要です。ランニングは辛くないという経験を脳に感じさせることでモチベーション低下を予防できます。
ランニングウォッチをつけないで走る
走るときはランニングウォッチを使用する方がほとんどだと思います。技術の進歩によって走行距離やペースだけでなく心拍数やピッチ、音楽、電子マネーなどさまざまな機能が搭載されています。
しかし、様々なデータが目に見えてしまうことにより、そこまで距離を走っていないことや、いつもよりペースが遅いこと、心拍数が高いことなどが気になってしまいます。
データが気になってしまいランニングに集中できないと本末転倒であるため、ランニングウォッチを着けずに走るのも気分転換にはおすすめです。
タイムを気にせず走ろう!
普段と違うコースを走る
いつも同じコースばかり走っているとマンネリ化してしまいます。特に家の近所やトラックなど変わり映えがないことはモチベーション低下につながります。
普段は行かない方向や公園、河川敷などいつもと違うコースを走ることで刺激を与えましょう。
試合に出る
地域のマラソン大会などなんでも結構です。試合に出ることは大きなモチベーションにつながります。
試合に向けて走る気持ちにもなりますし、結果がよければもっと上を目指したくなります。結果が悪くても次回頑張ろうという気持ちになります。
試合に出ることにより試合の前も後もモチベーションを保つきっかけになります。
試合があるとモチベーションアップになる!
まとめ
ランニングは毎日が自分との戦いです。低下しそうになるモチベーションを保ち自分に打ち勝たなくてはなりません。
しかし、その先に自分の目指す姿や充実感を味わうことができます。ランニングを通して毎日を充実させるためにもモチベーションの維持が大切です。
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