ランニングで前ももの筋肉痛はNG？正しい筋肉の使い方を解説！

ランニングをしていると足が筋肉痛になる場合があります。筋肉痛自体は悪いことではありません。しかし、ランニングの目的と筋肉痛の場所によってはNGになる場合もあります。

そこで今回はランニングにおける筋肉痛について解説します。さまざまな目的でランニングに取り組んでいる方は参考にしてください。

ランニングで筋肉痛になることがある

ランニングをしていると、トレーニングの内容によっては筋肉痛になることがあります。ランニング動作は足に最も大きな負担がかかるため、基本的には足が筋肉痛になります。

ただ、一言に足の筋肉痛といっても、痛みの箇所は様々です。前腿だったり、腿裏、臀部、ふくらはぎなどランニングの特徴によって筋肉痛が出る場所は異なります。筋肉痛自体が悪いことではなく、トレーニングを繰り返すことで徐々に筋肉痛も起きにくくなります。

　

前ももの筋肉痛が良くない理由

ランニングをすると筋肉痛になる場合がありますが、前腿の筋肉痛はあまり好ましくないとされています。ランニングをして前腿が筋肉痛になることに対して、なぜよくないのかを解説します。

足が太くなってしまう

前ももが筋肉痛になり、筋肉が大きく発達してしまうと足が太くなってしまいます。臀部や腿裏に筋肉が付いている足は美しく美脚に見えますが、前腿に筋肉がついてしまうと見た目が悪くなってしまいます。

せっかくランニングをしているのに、足の形が悪くなってしまうのでは意味がありません。美脚を目指しているのであれば、前腿の筋肉痛はNGです。

すぐに疲れてしまう

前腿の筋肉を使ってランニングをしているとすぐに疲れてしまいます。ランニングのパフォーマンスを高めるためにはスムーズな体重移動が必要ですから、前腿の過度な使用はNGです。

パフォーマンス向上を目的としてランニングに取り組む場合も、前腿の筋肉痛は好ましくありません。前腿の筋肉痛が繰り返すようであればフォームの改善が必要です。

怪我をしやすい

前腿の筋肉を激しく使って走っていると怪我をするリスクが高まります。膝などを痛めやすいため注意しましょう。

ランニングの基本は省エネで走ることです。怪我を予防してランニングを楽しむためにも前腿の過度な筋肉痛は避けなくてはなりません。

　

前ももの筋肉痛を避ける方法

ランニングによる前腿の筋肉痛は少しの意識の違いで大幅に改善できます。正しい体の使い方をすれば、ランニング効率も高まるので、ダイエットやパフォーマンス向上にも大きなメリットになるでしょう。

臀部を使うイメージで走る

ランニング動作で最も重要な筋肉のひとつが臀部です。お尻の筋肉を使って走ることで美脚になり、パフォーマンスも向上します。

走るときはお尻の筋肉を使っていることを意識しましょう。階段を一段飛ばしで歩いて登ることでお尻の使い方の感覚を覚えられます。

ランニングフォームを改善する

前腿の筋肉痛が繰り返される場合、腰の位置が落ちていることが考えられます。ランニングフォームを改善して正しいフォームで走ることが重要です。

ランニングフォームを改善することでランニング効率が高まるためパフォーマンスも向上します。正しいランニングフォームについても解説しているので参考にしてください。

臀部の筋トレを行なって刺激を入れる

ランニングでは臀部をうまく使うことが大切です。ただ、臀部の使い方が分からない方も多くいるでしょう。その場合は、ランニングの前に臀部の筋トレを行うのがおすすめです。

筋トレによって刺激を入れることで、走ったときに意識しやすくなります。臀筋の筋トレ方法についても詳しく解説しています。

　

ランニング後のプロテインがおすすめ

ランニングをしたあとはプロテインの補給がおすすめです。素早いリカバリーを行うことで体へのダメージを最小限に抑えます。ランニングは継続することで成果が出てくる運動であるため、しっかりとプロテインを飲んで体調を整えましょう。

ダイエットを目的としたランニングの場合、長距離ランナー向けのプロテインがおすすめです。ダイエットに向いているプロテインについても詳しく解説しています。

　

まとめ

ランニングで前腿が筋肉痛になることはNGです。臀部をうまく使って走れるようにランニングフォームの改善が求められます。

ダイエット目的にしても、パフォーマンス向上を目的にしても、ランニングの基本は変わりません。前腿の過度な使用は控えて効率よくランニング動作を行いましょう。