ランニングは意味ない？メリット、デメリットをそれぞれ詳しく解説！

よくネットでランニングはダイエットに意味がないという記事を見かけます。また、ランニングは心肺的な疲労を伴うことからネガティブな意見も多く見られます。

本当にランニングデメリットが多いのでしょうか？そこで今回はランニングがもたらすメリットとデメリットを解説します。

市民ランナーが急増中

コロナ禍の影響もあり、一人で完結できるスポーツであるランニングは大きな注目を集めました。在宅ワークなどで運動不足になりがちな方も、ランニングは手軽に始められるため市民ランナーは急増しています。

笹川スポーツ財団の調査によると、ランナー人口は1000万人を超えるほどです。それほどまでに人気を集めるには、やはりメリットが多い現れなのでしょうか？ランニングがもたらすメリットとデメリットを見てみましょう。

　

ランニングのメリット

ランニングには多くのメリットがあります。以下は代表的なメリットです。

人によってメリットに感じる部分には差がありますが、多くのランナーがランニングにメリットを感じていることは確かです。

ダイエット効果がある

ランニングは運動行為であるため、エネルギーを消費します。エネルギーを消費することからダイエット効果は確実にあります。もしも、走っても痩せないのであれば、エネルギー消費が無いということであり、無限に走れることになってしまいます。

走っても痩せないと言っている人は、走る時間が短いか、消費エネルギー以上に摂取しているだけの話です。ランニングによる消費カロリーについてはこちらで詳しく解説しています。

体調管理ができる

ランニングを毎日の日課にしていると、ランニングの調子によって自分の体調を把握することができます。また、ランニングに合わせて生活リズムを整えようとするため、体調管理もできるのです。

生活リズムを整えながら自分の体調を確認できる体調管理はランニングの大きなメリットとなります。

達成感を味わえる

ランニングは走っているときの充実感はもちろんのこと、終わった後の達成感も味わうことができます。ランニングによる脳の活性化は麻薬成分と近いという研究もあるように、充実感や達成感のためにランニングをやめられない気持ちもわかります。

日々の生活の中で大きな達成感を味わえるのは、ランニングのメリットと言えます。

目標ができることで充実する

ランニングは常に自分との戦いです。たとえマラソンやトラックレースに出場しないランナーであっても、昨日よりも長く走ろう、昨日よりも早く走ろうという目標が生まれます。

特に社会人は仕事と家庭の往復で目標を見失いがちです。そんな生活の中にランニングを取り入れることで、日々の生活に目標が生まれ、充実した毎日を送れるようになります。

　

ランニングのデメリット

メリットとは裏腹にデメリットを挙げることもできます。人によってはランニングに対してデメリットを感じる方もいるため、その意見も参考にしてみましょう。

心身ともにしんどい

ランニングは心肺機能に負担のかかるスポーツです。そのためランニング中は苦しさを感じることでしょう。

また、ランニングが生活リズムに溶け込むまでは走る前に憂鬱な気持ちになります。誰もが苦しいことからは逃げたいものです。それに立ち向かうのは勇気が必要です。

しかし、辛いランニングを乗り越えてこその充実感や達成感であると言えます。走る前の憂鬱さは走り出してしまえば払拭できるため、己に打ち勝ち一歩踏み出しましょう。

時間がなくなる

特にロングジョグの場合、一度のトレーニングで60分〜120分の時間が失われます。

忙しい社会人にとって時間の消費は大きな問題です。家庭がある方やお子さんが小さな方にとっては尚更デメリットになります。

時間だけは平等に与えられているものであるため改善は難しい問題ですが、トレーニングの時間を確保するために無駄な時間を無くす努力が必要であると言えます。

食事や飲酒が制限される

ランニングが生活に溶け込むと、食事や飲酒が自主的に抑制されます。

・せっかく走ったのにここで食べたらもったいない。
・明日も走らないといけないから今夜の飲酒は控えよう。
といった感じです。

ランニングのために生活が制限されることはデメリットに感じてしまうかもしれません。しかし、そもそも食事を制限したり飲酒を控えることは悪いことではありません。自身の身体を大切にすることを考えれば、むしろメリットになりえます。

　

まとめ

ランニングは否定的な意見を言う人もいますが、メリットも非常に大きいスポーツです。

誰でも手軽に始められることもランニングのメリットのひとつであるため、体調を整えたい方や、運動不足を感じている方はぜひランニングを始めてみましょう。