NIKEから新しいランニングシューズが発売されました。今回の新作シューズはどのようなシューズなのでしょうか?
そこで今回はナイキの新作シューズ、ストラクチャー25について解説します。特徴や前作との違いも解説するので参考にしてください。
・ストラクチャー25はどんなシューズ?
・ストラクチャー24との違いは?
・おすすめのシューズは?
・ストラクチャー25の特徴
・前作からの改良点
・おすすめのマラソンシューズ
20年以上の競技歴で培った知識を基に解説します。
ストラクチャー25ってどんなシューズ?
NIKEからストラクチャー25発売開始!
定価:15,400円(税込)
重さ:約322g(28.0㎝片方)
NIKEの新作シューズ、ストラクチャー25が2023年9月から発売開始されました。前作であるストラクチャー24の改良版としての登場です。
NIKEはジョギングシューズから陸上競技用スパイクまで幅広く商品を展開しており、今回のシューズはトレーニングシューズとしての位置付けとなります。
価格は、NIKEランニングシューズの中では低価格帯のシューズです。ランニングシューズは高騰傾向にあるものの、ストラクチャー25は非常にコストパフォーマンスに優れた一足であると言えます。
どんな特徴があるの?
安定感の高い構造
ランニングは片足着地の連続であるため、ランニングシューズによる安定性のサポートは非常に重要です。ストラクチャー25はランニング時の安定性を確保する構造が採られています。着地時のグラつきを抑制することで、スムーズな体重移動を実現し、エネルギーロスの少ないランニングを可能にします。
ミッドソールやアウトソールには、それぞれ特殊構造が組み込まれています。それらは、相乗効果を発揮しながら、ランニングの安定性を高め、推進力へと変換します。
高いクッション性
ランニングは体重の何倍もの負担が身体にかかる運動であるため、ランニングシューズによる衝撃の緩和は非常に重要です。ストラクチャー25のミッドソールには、適切な場所にクッショニング素材が配置されています。高いクッション性を発揮するミッドソールで、ランナーを衝撃から守ります。
また、ミッドソールは、ロッキングチェアのような特殊な形状をしています。これにより、ランニングを3段階でサポート。接地時、接地中、離地時の3段階でそれぞれパフォーマンス向上が期待できます。
適切な反発力
ランニングは地面から反発をもらって前へと進む運動であるため、ランニングシューズによる反発力のサポートは非常に重要です。ストラクチャー25は適切な反発力を発揮して、ランニングをサポートします。
スピードを出したいときも、ゆっくりジョギングを楽しみたいときも、適度な反発力を発揮するジュマーズです。反発力の秘密は前足部に配置されたZoom Airユニット。高い反発力を発揮するZoom Airユニットにより、より楽に走ることが可能となります。
高いフィット感
ランニングシューズにおいてフィット感はとても重要です。フィット感が損なわれたシューズでは、シューズ内で足が動いてしまい、ランニングにエネルギーロスが生じます。
ストラクチャー25は前足部に余裕を持たせながら、幅広設計が採用されています。これにより圧迫感を感じずにシューズを着用できます。それに加えて、踵部分の構造に工夫が施されており、高いフィット感を実現しています。
前作ストラクチャー24との違い
左:ストラクチャー24、右:ストラクチャー25
ストラクチャー25は、前作となるストラクチャー24から改良されたシューズです。では、具体的にどこが変わったのでしょうか?
ストラクチャー24から25で変わったポイントを詳しく解説します。
どこが変わったんだろう?
価格の違い
ストラクチャー24:14,300円(税込)
ストラクチャー25:15,400円(税込)
ストラクチャー25は前作となるストラクチャー24と比較して1,100円値上げされています。シューズに採用されている素材自体は大きく変わっていないことから、シューズ全体にかかるコストの上昇が原因と言えるでしょう。
ただ、それでもストラクチャー25はコストパフォーマンスに非常に優れたシューズです。トレーニングからレースにまで対応できるため、一足でランニングをしっかりと楽しめます。
ミッドソールの違い
左:ストラクチャー24、右:ストラクチャー25
ミッドソールに使用されている素材自体は変わりありませんが、使用されるクッショニングが増量し、形状にも改良が加えられています。ストラクチャー24からミッドソール全体の形状が変わっており、ストラクチャー25はロッキングチェアのような形状をしています。
増量されたクッショニングと新しい形状により、ランニング動作をよりサポートしやすくなりました。衝撃吸収力や安定性も向上しているため、快適で安全にランニングを楽しめます。
アウトソールの違い
左:ストラクチャー24、右:ストラクチャー25
アウトソールの形状も大きく見直されています。安定感が増す構造が採用されているため、ランニングによるエネルギーロスを最小限に抑えます。
さらに、必要な部分と不要な部分を分け、不要な部分をカットすることで軽量化にも成功しました。地面に設置する部分を残して、設置しない部分はカットしています。
アッパーの違い
左:ストラクチャー24、右:ストラクチャー25
アッパーについてはストラクチャー24と25で変更はありません。どちらも単層メッシュが採用されており、通気性と耐久性を確保しています。
ランニングシューズ選びにおいて通気性はとても重要です。長時間のランニングによる足の蒸れを無くすためにも、通気性の高いシューズを選びましょう。
ストラクチャー25はレースにもおすすめ
ストラクチャー25は日々のトレーニングからレースにも対応できるコストパフォーマンスの高いシューズです。
とれーあであればロングジョグなどスローペースのトレーニングにおすすめです。マラソンなどのレースでも使用でき、サブ5などランニング初心者におすすめのシューズと言えます。
クッション性の高さから、膝や腰に不安がある方にもおすすめです。膝に優しいランニングシューズについても解説しているので参考にしてください。
まとめ
NIKEストラクチャー25は前作となるストラクチャー24から改良されたシューズです。コストパフォーマンスに優れたシューズで、ランナーをサポートします。
ランニング初心者におすすめのシューズで、ストラクチャー25のサポートにより、ランニングがさらに楽しくなることでしょう。トレーニングシーンに合わせたNIKEランニングシューズについても解説しています。
マラソンにおすすめのシューズや他のメーカーのおすすめシューズも紹介しているので参考にしてください。
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