便秘に悩む人必見！ランニングがもたらす快便効果を解説！

特に女性を中心に便秘に悩む方は多くいます。様々な悪影響を及ぼす便秘ですが、ランニングにより改善できるかもしれません。

そこで今回はランニングがもたらす快便効果について解説します。現在便秘に悩んでいる方も、この記事を読んでランニングを始めることで改善の可能性がありますので、ぜひ参考にしてください。

便秘に悩む人は多い

ビオフェルミン製薬株式会社　「おなかケア」に関するアンケート調査から抜粋

表からも分かるとおり、全体では26%の人が便秘に悩まされています。男女別で見てみると男性は17%、女性は35%が悩まされています。また、高齢になると便秘に悩む人の割合も大きく増加することも分かっています。

このことから、便秘に悩む人は非常に多いことが分かり、高齢になるにつれて症状が出る可能性もあるため、現在悩んでいない方も決して他人事ではないことが分かります。

　

便秘による悪影響

便秘は心身に様々な悪影響を及ぼします。何気ないことでストレスを感じたりする方は、もしかすると便秘が原因の可能性もあります。

イライラする

便秘は大きなストレスを感じます。そのため、日常生活にも影響を及ぼし、些細なことでイライラしてしまうこともあります。

便秘の原因のひとつとして挙げられる自律神経の乱れは、更なる便秘を引き起こす負のスパイラルにはまってしまいます。結果的にストレスが大きく溜まってしまうのです。

肌が荒れる

スキンケアを頑張っているのに肌が荒れてしまう人は、便秘が原因かもしれません。便秘が続くと肌が荒れたり吹き出物ができたりします。

せっかくスキンケアを丁寧に行っていたとしても、内側から肌が荒れてしまっていては効果は薄くなってしまいます。外部からの処置であるスキンケアも大切ですが、内側からの改善もそれ以上に重要です。

　

ランニングは便秘に効果的

現在便秘に悩んでいる人も、ランニングを始めることで便秘が解消されるかもしれません。

便秘は様々な悪影響を及ぼすことから改善の必要がありますが、市販の薬に頼ることはおすすめできません。なぜなら副作用はもちろんのこと、服用を重ねるにつれて効果は薄まり、さらなる便秘につながります。

その結果、より多く薬を服用することになり、イタチごっこになってしまうからです。

　

なぜ便秘に効果があるのか？

ランニングは単なるダイエット効果だけでなく、快便効果も期待できるため、現在走っていない人もこれを機に走り出してみましょう。

では、なぜランニングが便秘に効果があるのでしょうか？その理由は以下のとおりです。

ランニングにより腸活が活発になる

ランニングには、ランナー下痢と呼ばれる症状が出ることがあります。

ランナー下痢とは、長い距離を走っている途中や、走り終わった後に下痢になる症状です。このことから、ランニングは腸の運動と関係性があることがわかります。

ランニングは腸の活動を活性化させる効果があると言われています。これがランナー下痢の原因のひとつなわけですが、言い換えれば便秘に効果的となります。

便秘に悩んでいない方にとっては、走っている途中にトイレに行きたくなるのは嫌ですが、便秘に悩んでいる方にとっては好都合になります。興味がある方は、ランナー下痢の原因について詳しく解説しているので参考にしてみてください。

上下運動により便意が刺激される

ランニングは地面から反発をもらいながら前に進む運動であるため、身体の上下運動が発生します。長時間のランニングになれば何千、何万回と上下運動を繰り返すため、腸に溜まっている便が下に押し出される形になります。

これが、ランニングが便意を刺激する理由のひとつです。日常生活で運動不足の方は、なかなか身体の上下運動をする機会はありません。そのため、ランニングを取り入れることで便秘の改善が期待できます。

自律神経を整えて便秘解消

ランニングをするとセロトニンと呼ばれる脳内物質が分泌されます。セロトニンは気持ちを落ち着かせたり自律神経を整える効果があります。

便秘の原因のひとつとして自律神経の乱れが挙げられることから、ランニングにより自律神経を整えてあげることで便秘の解消が期待できます。

また、自律神経を整えることは快眠にも効果的です。普段なかなか寝付けない方にもランニングはおすすめです。睡眠の悩みはランニングで解決できることを解説しているので参考にしてみてください。

　

どれくらいの走ればいいの？

ランニングで便秘を解消するためにはある程度の運動量が必要になります。概ね60分程度のジョギングは必要になるでしょう。しかし、普段ランニングをしていない方は最初から60分も走れませんし、走ったとしても辛すぎて絶対に長続きしません。

そのため、最初は10分や15分からはじめて、徐々に距離を伸ばしていきましょう。トレーニングを重ねることで自然と長い時間走れるようになってきます。ランニングの始め方についても解説しているので参考にしてみてください。

ランニングペースも話をできる程度の軽い負荷で問題ありません。余裕が出てきたら少しペースを上げるなどして刺激を入れましょう。

大切なことは継続すること

ランニングによる便秘の解消は数回走って終わりというものではありません。ランニングにより便秘が一時的に改善されたとしても、ランニングをやめてしまえば再発してしまいます。

そのため、自分の身体と向き合いながらランニングを長く継続することが最も大切です。

　

　

まとめ

便秘は様々な悪影響を及ぼすため改善が必要です。そこで有効になるのがランニングです。

ランニングはいくつもの快便効果を持つため、便秘の解消が期待できます。ランニングを楽しく長く継続して、心身良好に努めましょう。