NIKEから新作中距離用スパイク、ビクトリー2が発売されました。今回の新作シューズはどのようなシューズなのでしょうか?
そこで今回はNIKEの新作シューズ、ビクトリー2について解説します。特徴や前作との違いも解説するので参考にしてください。
・ビクトリー2はどんなシューズ?
・エアズームビクトリーとの違いは?
・おすすめのシューズは?
・ビクトリー2の特徴
・エアズームビクトリーからの改良点
・おすすめのスパイク
20年以上の競技歴で培った知識を基に解説します。
ビクトリー2ってどんなシューズ?
NIKEからビクトリー2発売!
重さ:約135g(27.0㎝片方)
NIKEの新作中距離用スパイク、NIKEビクトリー2が発表されました。前作であるNIKEエアズームビクトリーの改良版としての登場です。
NIKEはジョギングシューズから陸上競技用スパイクまで幅広く商品を展開しており、今回のスパイクは中距離レース用スパイクとしての位置付けとなります。
どんな特徴があるの?
高反発カーボンファイバー製プレート
ビクトリー2はフルレングスのカーボンプレートを採用しています。カーボンプレートが力強い反発力を発揮するため、中距離種目に求められるスピードにもしっかりと対応できます。
中距離種目はスタミナとともに、スピードも求められるため、スパイクによってスピードを底上げすることで、より楽に走れることでしょう。スピードに余裕が持てることで、スタミナにも余裕が生まれます。
軽量かつ高反発ミッドソール
ビクトリー2のミッドソールには軽量かつ高反発素材である、ZoomXミッドソールが採用されています。マラソンシューズのフラッグシップモデルにも採用されている素材で、カーボンプレートとの相乗効果を発揮します。
クッション製にも優れており、着地時の衝撃を大きく緩和してくれる素材です。足へのダメージも軽減できるため、レース終盤でも失速しないで走り切れるでしょう。
反発力を高めるAir Zoomユニット
ビクトリー2の最大の特徴がミッドソール前足部に配置されたAir Zoomユニットです。高い反発力を発揮するパーツで、一歩ごとの推進力を高めます。
中距離種目はハイスピードで力強く走ることが求められるため、Air Zoomユニットはランナーの強い味方になります。カーボンプレートやZoomXミッドソールとの相乗効果を発揮します。
前作エアズームビクトリーとの違い
左:エアズームビクトリー、右:NIKEビクトリー2
NIKEビクトリー2は、前作となるエアズームビクトリーから改良されたシューズです。では、具体的にどこが変わったのでしょうか?
エアズームビクトリーからNIKEビクトリー2で変わったポイントを詳しく解説します。
どこが変わったんだろう?
ミッドソールの違い
左:エアズームビクトリー、右:NIKEビクトリー2
前作と新作ともに使用しているミッドソール素材は同じですが、形状が大きく改良されています。エアズームビクトリーは安定感の弱さがデメリットでしたが、ビクトリー2は、そのデメリットを解消しています。
ミッドソールの形状を工夫することでシューズの安定感を向上させています。反発力を得ながらも、グラつきにくい設計です。
アウトソールの違い
左:エアズームビクトリー、右:NIKEビクトリー2
前作と新作でアウトソールの形状とともにスパイクピンの本数も改良されています。アウトソールの形状が見直されたことにより耐久性も向上しています。
スパイクピンは6本から4本に減っており、最も体重がかかるポイントに配置されています。スパイクピンを削減して軽量化を図りつつも、反発力は損なわない設計です。
アッパーの違い
左:エアズームビクトリー、右:NIKEビクトリー2
前作と新作ではアッパー素材に変更点はありません。どちらもAtomKnitを採用しており、高い通気性とフィット感を発揮します。
素材は同じでも網目を工夫することで、さらに高いフィット感を実現しました。中長距離のレースでもストレスなく履き続けられる設計です。
NIKEビクトリー2は中距離トラックレースおすすめ
NIKEビクトリー2は中距離トラックレースにおすすめのスパイクです。高い反発力を発揮するため、一歩ごとのストライドを伸ばして走ることができます。
シューズの反発力を活かして力強く走りたい方におすすめです。トレーニングシーンに合わせたNIKEランニングシューズについても解説しています。
まとめ
NIKEビクトリー2は前作となるエアズームビクトリーから改良されたシューズです。高いパフォーマンスを発揮するためのスパイクで、ここぞというレースに最適です。
ランニング上級者を中心に幅広いランナーにおすすめのシューズで、NIKEビクトリー2の心強いサポートにより、ランニングがさらに楽しくなることでしょう。
マラソンにおすすめのシューズや他のメーカーのおすすめシューズも紹介しているので参考にしてください。
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