高いクッション性で人気のホカオネオネからARAHI7が発売されました。前作ARAHI 6から改良された今作はどこが変わったのでしょうか?
そこで今回はARAHI7について特徴と、前作との違いを詳しく解説します。マラソンにも使えるランニングシューズを探している方はぜひ参考にしてください。
・ARAHI7はどんなシューズ?
・ホカオネオネってどんなメーカー?
・ARAHI7はどんな人におすすめ?
・ARAHI7の特徴
・ホカオネオネの概要
・おすすめのマラソンシューズ
20年以上の競技歴で培った知識を基に解説します。
ARAHI7ってどんなシューズ?
HOKA ONE ONE(ホカオネオネ)とは?
ホカオネオネはクッション性の高い厚底シューズが人気のブランドです。ランニングは一歩ごとに衝撃のかかるスポーツであるため膝や腰に負担が大きくかかります。
しかし、ホカオネオネのシューズは高いクッション性を持つため衝撃吸収に長けています。足に不安を抱えるランナーも安心してランニングを楽しめるため、市民ランナーを中心に多くのランナーから支持されています。膝に優しいランニングシューズについても解説しているので参考にしてください。
ホカオネオネって変わった名前だね!
HOKA ONE ONEとはどんな意味?
ホカオネオネはニュージーランドの先住民族であるマオリ族の言葉で「地上に舞い降りる時」を意味します。創業者たちがニュージーランドの山頂で、現地ランナーから「ホカオネオネ(地上に舞い降りる時)」と言われたのがきっかけです。
HOKA ONE ONEの創業はいつ?
ホカオネオネはフランスのアネシーで誕生し、2009年に創業されています。10年程度で世界中から支持されていることからも、性能の高いシューズを展開していることがわかります。
HOKA ONE ONEシューズの特徴は?
シューズの特徴はなんといっても高いクッション性です。超厚底のシューズを幅広く展開しています。さらにデザイン性にも長けており、カラフルで目を引くデザインはランナーのモチベーションを高めてくれる存在です。
ランニングはモチベーションの維持が何よりも大切であるため、ホカオネオネのシューズでテンションを上げていきましょう。
ARAHI 7の特徴
定価:22,000円(税込)
重さ:282g
ARAHI 7はランニング時の安定性が高いHOKAのランニングシューズです。ロングジョグなどゆったりとしたペースでのランニングに適しています。
価格は22,000円とジョギングシューズとしては高めな価格設定です。ただ、HOKAランニングシューズをはじめとして海外ブランドのランニングシューズ価格は高騰傾向にあるため、仕方のない価格とも言えます。
フライニットアッパー
ARAHI 7には通気性の高いフライニットアッパーが採用されています。フィット感の高い構造にもなっているため、長時間のランニングでもストレスなく走り続けられるでしょう。
長時間のランニングでは足が蒸れやすくなり、足の蒸れはマメにもつながるため、できるだけ通気性の高いシューズを選びましょう。
J-Frameミッドソールサポート
ARAHI 7のミッドソールには安定性を高めるJ-Frameが採用されています。安定性を高めることで効率のいいランニング動作が可能になります。
ランニング時の過度な内旋や外旋はランニング障害につながります。安定性を高めることで過度な内旋や外旋を防ぐことができ、ランニング障害の予防になるのです。
ゾーンラバー
アウトソールにはゾーンラバーを採用することで耐久性を高めています。ロングジョグなどの長距離のランニングではどうしてもシューズが摩耗してしまいます。そのため、少しでもシューズの寿命を伸ばすためには耐久性も非常に重要です。
ランニングシューズは一足2万円を超える高額なアイテムですから、できる限り耐久性の高いシューズを選ぶことで資金の節約にもなるでしょう。
前作ARAHI6との違い
左:ARAHI6、右:ARAHI7
ARAHI7は、前作となるARAHI6から改良されたシューズです。では、具体的にどこが変わったのでしょうか?
ARAHI6から7で変わったポイントを詳しく解説します。
どこが変わったんだろう?
価格の違い
ARAHI 6:19,800円(税込)
ARAHI 7:22,000円(税込)
前作と新作で価格は約2,00円程度高騰しています。これはシューズに使われている素材が増えたことに加えて、シューズ作成に関わるコストの高騰が原因と考えられます。
ランニングシューズはどのメーカーも高騰傾向にあるため、できる限り出費を抑えるためにもトレーニングに合わせてシューズを使い分けるのもポイントです。
ミッドソールの違い
左:ARAHI6、右:ARAHI7
前作と新作でミッドソールには変更点はありません。同じミッドソールを採用しています。前作と新作どちらにもJ-Frameテクノロジーが採用されているため、高い安定性を発揮します。
アウトソールの違い
左:ARAHI6、右:ARAHI7
前作と新作はどちらも同じゾーンラバーを採用しています。アウトソールの変更点はありません。耐久性の高いゾーンラバーによりシューズの寿命を伸ばすことに成功しています。
お気に入りのシューズを少しでも長く履けるというのはランナーにとってありがたいポイントです。
アッパーの違い
左:ARAHI6、右:ARAHI7
新作ARAHI7にはタンのずれを防ぐデュアルガセットが採用されています。これが前作と新作の大きな違いと言えるでしょう。さらにタンの厚みが増して履き心地も向上しています。
アッパー素材はどちらも通気性の高いアッパーを採用しています。デザインは改良されていますが、性能自体に大きな変更はありません。ランニング時の蒸れを軽減する、高い通気性で最後まで快適にランニングを楽しめます。
ARAHI7はロングジョグにおすすめ
ARAHI7はロングジョグにおすすめのランニングシューズです。高いクッション性を発揮するためランニングの衝撃を軽減しながら走れます。マラソンにも使用できますが、ハイスピードを出すためのシューズではないため、完走を目指す方やサブ5程度を目指す方におすすめです。
クッション性の高さからランニング障害の予防にもなるため、膝や腰などに不安がある方にもおすすめなシューズです。膝に優しいシューズについても解説しているので参考にしてください。
まとめ
高いクッション性を発揮するシューズで人気のホカオネオネから新作シューズが発売されました。前作から進化を遂げたARAHI7は多くのランナーの足をサポートしてくれることでしょう。
他のメーカーのシューズについても解説しているので参考にしてください。
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