高いクッション性で人気のホカオネオネからカーボンプレート搭載のレーシングシューズが発売されました。
そこで今回はMACH Xについて特徴を詳しく解説します。マラソンのレーシングシューズを探している方はぜひ参考にしてください。
・MACH Xはどんなシューズ?
・ホカオネオネってどんなメーカー?
・MACH Xはどんな人におすすめ?
・MACH Xの特徴
・ホカオネオネの概要
・おすすめのマラソンシューズ
20年以上の競技歴で培った知識を基に解説します。
![あおすけ](https://i0.wp.com/runrunblog1.com/wp-content/uploads/2023/03/IMG_8704.jpg?resize=150%2C150&ssl=1)
MACH Xってどんなシューズ?
HOKA ONE ONE(ホカオネオネ)とは?
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ホカオネオネはクッション性の高い厚底シューズが人気のブランドです。ランニングは一歩ごとに衝撃のかかるスポーツであるため膝や腰に負担が大きくかかります。
しかし、ホカオネオネのシューズは高いクッション性を持つため衝撃吸収に長けています。足に不安を抱えるランナーも安心してランニングを楽しめるため、市民ランナーを中心に多くのランナーから支持されています。膝に優しいランニングシューズについても解説しているので参考にしてください。
![あおすけ](https://i0.wp.com/runrunblog1.com/wp-content/uploads/2023/03/IMG_8704.jpg?resize=150%2C150&ssl=1)
ホカオネオネって変わった名前だね!
HOKA ONE ONEとはどんな意味?
ホカオネオネはニュージーランドの先住民族であるマオリ族の言葉で「地上に舞い降りる時」を意味します。創業者たちがニュージーランドの山頂で、現地ランナーから「ホカオネオネ(地上に舞い降りる時)」と言われたのがきっかけです。
HOKA ONE ONEの創業はいつ?
ホカオネオネはフランスのアネシーで誕生し、2009年に創業されています。10年程度で世界中から支持されていることからも、性能の高いシューズを展開していることがわかります。
HOKA ONE ONEシューズの特徴は?
シューズの特徴はなんといっても高いクッション性です。超厚底のシューズを幅広く展開しています。さらにデザイン性にも長けており、カラフルで目を引くデザインはランナーのモチベーションを高めてくれる存在です。
ランニングはモチベーションの維持が何よりも大切であるため、ホカオネオネのシューズでテンションを上げていきましょう。
MACH Xの特徴
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定価:30,800 (税込)
重さ:266g(28.0cm片方)
厚さ:ドロップ5mm(フォアフット34mm、ヒール39mm)
ホカオネオネからカーボンプレート搭載のレーシングシューズが発売されました。価格は3万円超えと、やや強気設定ですが、最近のシューズは高騰傾向にあるため海外ブランドシューズとしては妥当な価格設定と言えます。
ヒール高さは39mmで、厚底規制である40mm以内のため公式レースでも使用可能です。一般的なレースシューズと比較すると若干重量はありますが、高いクッション性を確保する分、多くの素材が必要とされています。
PROFLYX構造
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速く走るための機能が搭載されたMACH5に、高い推進力を実現するPebaxプレート(カーボンプレート)を搭載したMach X。
MACH XのソールはPEBAフォーム、Pentaxプレート、EVAフォームの三層構造です。PEBAフォームは従来のクッショニング素材よりも34%高い反発力を発揮します。Pentaxプレートはカーボン素材のプレートで、高い推進力を発揮します。EVAフォームも同様に高いクッション性と反発力を発揮して、ランニングをサポートします。
DURABRASIONSラバー
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これまでのラバライズドEVAから「デュラブレーションラバー」に変えることで耐久性が向上しています。マラソントレーニングは走行距離の多さから、シューズの劣化がネックですが、MACH Xは高い耐久性も発揮します。
3万円と決して安くないシューズを長期に渡って履き続けられるのは大きなメリットです。一足の値段は効果であっても、長期間使えることを考慮すればコストパフォーマンスは高いと言えます。
エンジニアードジャカードメッシュ
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アッパーはMACH5と同様に「エンジニアードジャガードメッシュ」を使用しています。軽量で高い通気性を発揮するため、ゴールまで快適にランニングを楽しめます。
夏場のトレーニングやマラソンなどの長距離走は足が蒸れやすくなります。そこでエンジニアードジャガードメッシュによる通気性の確保はランナーにとってありがたい装備といえます。
MACH Xはトレーニングでもレースでも使える
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MACH Xはトレーニングシューズとしても、レース用シューズとしても使用可能です。トレーニング用として使うのであればテンポ走やペース走に使うのがおすすめです。ペース走のタイム設定についても解説しているので参考にしてください。
マラソンに使うのであればサブ3程度まで対応できます。1km4分程度までは対応できるので足へのダメージを最小限に抑えながら走りたい方におすすめです。
まとめ
MACH Xはこれまでのクッション性を活かしつつカーボンプレートを搭載したシューズです。トレーニング用としてもレース用としても使えるため、これからマラソンにチャレンジしようと考えている方におすすめです。トレーニングシーンに合わせたHOKAランニングシューズについても解説しています。
他のメーカーのシューズについても解説しているので参考にしてください。
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