高いクッション性で人気のホカオネオネからGAVIOTA 5が発売されました。前作GAVIOTA 4から改良された今作はどこが変わったのでしょうか?
そこで今回はGAVIOTA 5について特徴と、前作との違いを詳しく解説します。マラソンにも使えるランニングシューズを探している方はぜひ参考にしてください。
・GAVIOTA 5はどんなシューズ?
・ホカオネオネってどんなメーカー?
・GAVIOTA 5はどんな人におすすめ?
・GAVIOTA 5の特徴
・ホカオネオネの概要
・おすすめのマラソンシューズ
20年以上の競技歴で培った知識を基に解説します。
GAVIOTA 5ってどんなシューズ?
HOKA ONE ONE(ホカオネオネ)とは?
ホカオネオネはクッション性の高い厚底シューズが人気のブランドです。ランニングは一歩ごとに衝撃のかかるスポーツであるため膝や腰に負担が大きくかかります。
しかし、ホカオネオネのシューズは高いクッション性を持つため衝撃吸収に長けています。足に不安を抱えるランナーも安心してランニングを楽しめるため、市民ランナーを中心に多くのランナーから支持されています。膝に優しいランニングシューズについても解説しているので参考にしてください。
ホカオネオネって変わった名前だね!
HOKA ONE ONEとはどんな意味?
ホカオネオネはニュージーランドの先住民族であるマオリ族の言葉で「地上に舞い降りる時」を意味します。創業者たちがニュージーランドの山頂で、現地ランナーから「ホカオネオネ(地上に舞い降りる時)」と言われたのがきっかけです。
HOKA ONE ONEの創業はいつ?
ホカオネオネはフランスのアネシーで誕生し、2009年に創業されています。10年程度で世界中から支持されていることからも、性能の高いシューズを展開していることがわかります。
HOKA ONE ONEシューズの特徴は?
シューズの特徴はなんといっても高いクッション性です。超厚底のシューズを幅広く展開しています。さらにデザイン性にも長けており、カラフルで目を引くデザインはランナーのモチベーションを高めてくれる存在です。
ランニングはモチベーションの維持が何よりも大切であるため、ホカオネオネのシューズでテンションを上げていきましょう。
GAVIOTA 5の特徴
定価:27,500(税込)
重さ:310g(28.0cm片方)
厚さ:ドロップ6mm(フォアフット30mm、ヒール36mm)
ホカオネオネからGAVIOTA 5が発売されました。価格は3万円弱と、やや強気設定ですが、最近のシューズは高騰傾向にあるため海外ブランドシューズとしては妥当な価格設定と言えます。
ヒール高さは36mmで、厚底規制である40mm以内のため公式レースでも使用可能です。一般的なレースシューズと比較すると若干重量はありますが、高いクッション性を確保する分、多くの素材が必要とされています。
H-Frameテクノロジー
ミッドソールにはH-FRAME テクノロジーを採用しています。H型のフッドベースが内蔵されており、着地時のグラつきを防いで安定性を高めます。ランニングの安定性が向上すると、無駄なエネルギーロスがなくなり、推進力を得やすくなります。
さらに、グラつきが抑制されることで関節や筋肉にかかる普段も軽減されます。ランニングは高い負荷がかかるスポーツであるため、安定性が向上することでランニング障害の予防にもなります。
クリールジャガードアッパー
アッパーには通気性の高いクリールジャガードアッパーが採用されています。ランニングは長時間の運動であるため、発汗により足が蒸れることがあります。足の蒸れは不快感だけでなく、マメや靴擦れの原因にもなります。
シューズ内の蒸れはパフォーマンスを下げてしまうため、通気性の高さは非常に重要です。クリールジャガードアッパーが採用されたGAVIOTA5で快適にランニングを楽しみましょう。
EVAミッドソール
HOKA ONE ONEのシューズの最大の特徴である高いクッション性はGAVIOTA5にも搭載されています。独自のクッション材であるEVAフォームをふんだんに使用しており高いクッション性を発揮します。
クッション性の高さは衝撃吸収能力に直結するため、ランニングの負担を和らげる効果があります。無駄なエネルギーロスの軽減にもなりますし、ランニング障害の予防にも最適です。ランニングを楽しく継続するためにもクッション性の高いシューズを選びましょう。
EARLY STAGE META-ROCKER
最近のランニングシューズは厚底シューズが主流です。厚底シューズはヒール部分に厚みを持たせて、つま先部分を薄くすることで高低差を作っています。高低差があるために、つま先に体重がかかり回転力を上げる仕組みです。ただ、過度なつま先設置で走りづらさを感じる場合もありますし、ランニング障害につながる可能性もあります。
GAVIOTA5はヒール部分とつま先部分の高低差が少ない設計になっているため、厚底シューズの効果を残しつつも、走りやすさにも配慮された設計です。スムーズな体重移動を実現するため、厚底のレースシューズが合わない方にもおすすめです。
前作GAVIOTA 4との違い
左:GAVIOTA 4、右:GAVIOTA 5
GAVIOTA5は、前作となるGAVIOTA4から改良されたシューズです。では、具体的にどこが変わったのでしょうか?
GAVIOTA4から5で変わったポイントを詳しく解説します。
どこが変わったんだろう?
価格の違い
GAVIOTA 4:27,500円(税込)
GAVIOTA 5:27,500円(税込)
GAVIOTA4から5では価格の変更はありませんでした。最近はコスト高騰でシューズの価格も高騰傾向にありますが、性能がアップしたにも関わらず価格は据え置きなのはランナーにとってはありがたいメリットです。
ミッドソールの違い
左:GAVIOTA 4、右:GAVIOTA 5
ミッドソールの形状が改良されており、クッション性がより高くなっています。内蔵されているH-FRAME テクノロジーによる安定性も向上していて、ランニングをサポートする性能がアップしています。
アウトソールの違い
左:GAVIOTA 4、右:GAVIOTA 5
アウトソールは形状が一新されています。GAVIOTA 5のアウトソールはブロック構造が採用されており、不要な部分をカットすることで軽量性にも配慮されました。GAVIOTA4よりも凹凸がはっきりすることで、高いグリップ力も発揮します。
アッパーの違い
左:GAVIOTA 4、右:GAVIOTA 5
アッパーはどちらも通気性の高いアッパーを採用しています。デザインは改良されていますが、性能自体に変更はありません。ランニング時の蒸れを軽減する、高い通気性で最後まで快適にランニングを楽しめます。
GAVIOTA 5はロングジョグにおすすめ
GAVIOTA 5はロングジョグにおすすめのランニングシューズです。高いクッション性を発揮するためランニングの衝撃を軽減しながら走れます。
マラソンにも使用できますが、ハイスピードを出すためのシューズではないため、完走を目指す方やサブ5程度を目指す方におすすめです。
クッション性の高さからランニング障害の予防にもなるため、膝や腰などに不安がある方にもおすすめなシューズです。膝に優しいシューズについても解説しているので参考にしてください。
まとめ
高いほどクッション性を発揮するシューズで人気のホカオネオネから新作シューズが発売されました。前作から進化を遂げたGAVIOTA 5は多くのランナーの足をサポートしてくれることでしょう。トレーニングシーンに合わせたHOKAランニングシューズについても解説しています。
他のメーカーのシューズについても解説しているので参考にしてください。
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