ナイキアルファフライ2の新作モデル、アルファフライ3が発表されました。アルファフライはどのようなシューズなのでしょうか?
そこで今回は前作アルファフライ2と比較しながら新作アルファフライ3の特徴を解説します。ナイキの新作シューズに興味がある方はぜひ参考にしてください。
・アルファフライ3ってどんなシューズ?
・アルファフライ3の特徴は?
・アルファフライ3の価格は?
・アルファフライ3の概要
・アルファフライ2との違い
・アルファフライがおすすめの人
20年以上の競技歴で培った知識を基に解説します。
アルファフライ3はどんなシューズ?
NIKE アルファフライ3登場
世界のトップランナーも愛用しているナイキの厚底シューズalphafly2から、新作となるalphafly3が発表されました。発売前には、男子フルマラソン世界記録保持者エリウドキプチョゲ選手や日本の大迫傑選手を含む複数人の世界トップランナーが世界大会でalphafly3と思われるシューズを使用していました。
2023年10月15日に開催されたMGCでも大迫傑選手が使用しており、他選手のシューズとは異なる存在感を示していました。
どんなシューズなんだろう?
アルファフライ3の特徴は?
アルファフライの最大の特徴はフルレングスのカーボンプレートと2つのAir Zoomユニットによる大きな反発力です。さらにミッドソール全体にZoomXフォームを採用することで高いクッション性も発揮します。
反発力とクッション性を最高レベルで発揮するエリートランナー向けランニングシューズです。スタートからゴールまでランニングをハイレベルでサポートします。シューズによるサポートで自己ベストを少しでも伸ばしたい方におすすめです。
いろんな性能が詰め込まれてるね!
アルファフライ3の発売日は?
2024年1月4日(木)にNIKEアプリから発売開始されます。日本ではニューイヤー駅伝や箱根駅伝で大きな注目が集まるため、それらに合わせた販売戦略となっています。
お正月のニューイヤー駅伝や箱根駅伝ではalphafly3を履いて走るランナーを観れるかもしれません。
alphafly3の発売されるものの、人気シューズなために入手は困難でしょう。そのため、当面のNIKEレーシングシューズはアルファフライ2かヴェイパーフライ3が有力候補となります。
ヴェイパーフライ3の特徴についても解説
アルファフライとヴェイパーフライの違いについて解説
早く発売されてほしい!
alphafly3とalphafly2の比較
左:alphafly3、右:alphafly2
新作alphafly3は、前作alphafly2と比較して大きくアップデートされています。では実際にどこが変わっているのでしょうか?一つひとつのポイントを細かく見ていきましょう。
どこが変わったのかな?
価格の違い
alphafly3:39,655円(税込)
alphafly2:39,325円(税込)
現段階でalphafly3の発売価格は39,655円(税込)です。alphafly2の発売価格が39,325円(税込)ですから、同等の価格設定となりました。シューズ1足に4万円ですから、かなり高額なシューズと言えます。
ヴェイパーフライ3も値上げをしており、現在の発売価格は35,750円(税込)です。ナイキレーシングシューズはどちらも価格高騰しているため、簡単には手が出せないシューズです。
プレートの違い
左:alphafly3、右:alphafly2
新作alphafly3も前作と同様のフルレングスのカーボンプレートを採用しています。しかし、新作alphafly3のカーボンプレートは安定性を高めるためにより幅広な設計です。
安定性が増すことで無駄なエネルギーロスがなくなり、より効率よくランニング動作が可能になりました。
Zoom Airユニットの違い
左:alphafly3、右:alphafly2
新作alphafly3も前作と同様のZoom Airユニットを採用しています。カーボンプレートとの相乗効果で高い反発力を発揮します。
前作ではZoom Airユニットが露出している設計でしたが、alphafly3ではミッドソールに埋め込まれている形状です。カラー部分に内蔵されたことで着地人に意識しやすくなっています。
ミッドソールの違い
左:alphafly3、右:alphafly2
ミッドソールが最も大きく変更されているポイントです。前作alphafly2はZoom AirクッショニングとZoomXフォームの2層構造でした。新作alphafly3はZoomXフォームのみで作られています。
軽量かつ高反発素材だけを使った設計になったことでシューズの性能を1段階上へと高めています。重さが唯一のデメリットであったalphafly3ですが、ミッドソールのアップデートにより大きく改善されています。
アッパーの違い
左:alphafly3、右:alphafly2
新作alphafly3のアッパーは新しいAtomknitアッパーを採用しています。これによりホールド感と通気性が向上しています。
マラソンなどの長時間のレースでは足が蒸れてしまうため、通気性の確保は非常に重要です。新しいアッパーで最後まで快適に走り続けられるでしょう。
重さの違い
alphafly2:約224g (27cm 片方)
alphafly3:約218g (28cm 片方)
新作alphafly3も前作と同様のパーツを採用しているものの、ミッドソール素材を変えたことにより軽量化に成功しています。ただ、シューズの反発力よりも軽量性を求めるのであればヴェイパーフライ3がおすすめです。
アルファフライシリーズは、ヴェイパーフライと比較してやや重い傾向にあります。これは内蔵されているZoom Airユニットや特殊な形状によるものです。
まとめ
NIKEレーシングシューズに多くの期待が集まっています。世界トップランナーも愛用するシューズで自己ベストを目指してはいかがでしょうか?ときにはアイテムの力も借りながらマラソンを楽しく走りましょう。
NIKEランニングシューズ以外にもおすすめのランニングシューズを紹介しているのでぜひ参考にしてください。
コメント