マラソンランナーはなぜみんなガリガリ？痩せてる原因とデメリットについて解説！

テレビなどで見るマラソンランナーは皆ガリガリに痩せています。ではなぜどのランナーも同じような体型をしているのでしょうか？

そこで今回はマラソンランナーがガリガリに痩せている理由とデメリットについて解説します。

マラソンランナーはガリガリに痩せている

マラソンランナーはガリガリに痩せています。トップランナーになればなるほど痩せている傾向にあり、オリンピックに出るようなマラソンランナーは骨と皮しかないような見た目をしています。

ではなぜそれほどまでにガリガリに痩せているのでしょうか？また、痩せることによるデメリットはあるのでしょうか？まずはマラソンランナーが痩せる理由について解説します。

　

マラソンランナーが痩せている原因

マラソンランナーがガリガリに痩せているのにはいくつかの理由があります。意図して痩せている部分もあれば、結果的に痩せている部分もあるのです。

痩せないメリットよりも痩せるメリットの方が大きいために、トップランナーになればなるほどガリガリに痩せてる傾向にあります。

パフォーマンスを高めるため

マラソンは42.195kmという長距離を如何に早くゴールできるかを競うスポーツであるため、速く移動するためには、体が軽い方が有利になります。そのため体重を落とすことはパフォーマンスに直結するのです。

ランニングシューズの数gでさえも軽量化に試行錯誤されていることからもわかる通り、体重1kgの減量がゴールタイムに大きく影響を及ぼします。市民ランナーレベルであれば体重1kgの減少はフルマラソンのゴールタイムを3分短縮させると言われています。

トレーニングによって脂肪が落ちている

マラソンを走るためのトレーニングは非常にハードです。1ヶ月の走行距離が1,000kmを超えることもあります。トップランナーになればなるほどトレーニング強度も高まるため、その分消費するエネルギーも大きくなります。

ランニングはエネルギーを消費する運動であることから、トレーニングによって体脂肪は燃焼していきます。ハードなトレーニングを重ねることで極限まで体脂肪が削られた体が作り上げられているのです。

トレーニングによって筋肉が落ちている

ハードなトレーニングを行うことで脂肪が燃焼しますが、同時に筋肉も破壊されてしまいます。不要な筋肉は使われなくなり、必要な筋肉でさえも筋破壊の対象になってしまうのです。

そのため、ランナーはトレーニング後のリカバリーを徹底しています。不要な筋肉だけを削ぎ落とし、必要な筋肉を守るためにもプロテイン補給などのアフターケアをしているのです。おすすめのプロテインについても紹介しているので参考にしてください。

　

マラソンランナーがガリガリに痩せるデメリット

マラソンランナーはハードなトレーニングがゆえにガリガリに痩せてしまいますが、痩せることによるデメリットも存在します。パフォーマンスのためには不要な脂肪や筋肉を落とす必要がありますが、無闇に体重を落とせばいいというわけではありません。

筋力が低下する

筋力は筋肉量に比例するため、筋肉が落ちてしまえば筋力も低下します。筋力はランニングにおいてスピードを出すために必要な要素ですから、筋力の低下は深刻な問題です。

必要な筋肉が破壊されないようにするためにも、トレーニング後のケアは徹底しましょう。プロテインを補給してリカバリーに努めることが大切です。おすすめのプロテインについても紹介しているので参考にしてください。

免疫力が落ちる

体重がといることによって免疫力も低下します。過度なダイエットは免疫力を下げるため風邪をひきやすい状態に陥ってしまいます。

パフォーマンスを高めるためには体重を落とす必要がありますが、市民ランナーレベルで過度な体重管理は危険です。ランニングを楽しむためにも体脂肪率5%を切るような過度なトレーニングは控えてください。

　

マラソンはダイエットに効果的

マラソンランナーがガリガリに痩せていることからも分かるとおり、マラソンには大きなダイエット効果があります。日々継続して取り組むことで理想的な体型に近づくけることでしょう。

ランニングの消費カロリーは「体重×走行距離（km）」で表せます。摂取カロリーと消費カロリーを計算しながら取り組むことで効率よくダイエットができます。マラソンの消費カロリーについても詳しく解説しているので参考にしてください。

　

まとめ

マラソンランナーはハードなトレーニングがゆえにガリガリに痩せています。体重を落とすことで高いパフォーマンスを発揮できますが、その分リスクも高まります。

マラソンに結果を求めることは大切ですが、ランニングを楽しむためにも過度な体重管理には注意が必要です。

マラソンのためのトレーニングについても解説しているので参考にしてください。

・マラソンの始め方
・サブ4達成のためのトレーニング
・サブ3達成のためのトレーニング