ランニングはダイエット効果があることからも分かるとおり、多くのエネルギーを消費します。スピードや距離の強弱に応じて消費するエネルギーも変化しますが、それと同時に筋繊維も破壊されることになります。
効率的にトレーニングをするためにはトレーニング後のリカバリーが非常に重要です。そこで、今回はトレーニング後に必要な食事について解説を行います。
・トレーニング効果を高める食事は?
・トレーニングの後は何を食べればいいの?
・トレーニングをしているのに成果が出ない
・トレーニング効果を高めるために必要な栄養素
・トレーニング後におすすめの食べ物
・トレーニングにおける食事の重要性
20年以上の競技歴で培った知識を基に解説します。
何を食べればいいんだろう?
ランニング後は栄養が必要
トレーニングの基本は、身体の破壊と再生です。これは、ランニングも例外ではありません。
トレーニングでは身体が一時的にダメージを受けます。このダメージから回復することで、身体能力が向上していきます。これを超回復と呼びます。
そのため、闇雲にトレーニングするだけでは身体能力は向上しないのです。むしろトレーニング後のリカバリーの方が大切だとも言えます。
ただし、リカバリーには相応の栄養素が必要です。何もないところからは何もつくれないため、強い体を作るための材料を準備する必要があります。
そういうメカニズムなのか!
必要な栄養はタンパク質
身体を作っているほとんどはタンパク質です。筋肉だけでなく、皮膚や髪の毛、爪までも全てタンパク質でできています。
そのため、トレーニング後のリカバリーにはタンパク質が必須です。
タンパク質を手軽に摂取するためにはプロテインを活用するのもおすすめです。ランナーに向けたおすすめプロテインについても解説しているのでこちらを参考にしてみてください。
タンパク質と言えば肉!
タンパク質の多い食品
タンパク質を多く含む食材として代表的なもの肉ですが、一言にタンパク質といってもなんでもいいわけではありません。
マラソンランナーのように長距離を走る身体をつくるためには植物性タンパク質が必要です。
植物性タンパク質とは、主に大豆から接種できるタンパク質で、身体を引き締める効果があります。
・大豆
・豆腐
・豆乳
・ソイプロテイン
トレーニング後には特に積極的に植物性タンパク質を多く接種するように心がけましょう。
タンパク質だけでは不十分
トレーニング後の食事では、タンパク質が大切だからといって、それだけを摂取していれば良いというわけではありません。
タンパク質がより効率よく吸収され、身体を回復させやすくするためにはバランスの取れた食事が必要です。ビタミン、ミネラル、適度な炭水化物と脂質をバランスよく摂取しましょう。
おすすめできない食べ物
・スナック菓子
・チョコレート菓子
・ジャンクフード
・菓子パン
身体能力を向上させるためには、トレーニングによって身体を破壊し、超回復によってリカバリーする必要があります。
リカバリーには身体を作る材料が必要になるため、十分な栄養を含まない食べ物を食べても身体は回復しません。
つまり、脂質や炭水化物を多く含むお菓子やジャンクフードは食欲を満たすだけで、身体能力向上には活用されないのです。
まとめ
ランニング能力を向上させるためにはトレーニング後のリカバリーが大切です。効率よくリカバリーをするためにもバランスの取れた食事を心がけましょう。
トレーニング後はできるだけ食事を早くとることを意識して、走力向上に努めてください。
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