雨の日にランニングをするとシューズが水に濡れて不快感を覚えます。そのため、雨の中のランニングを好まない方も多いでしょう。
そこで今回は雨の日でも快適に走れるランニングシューズを紹介します。防水加工で走りやすいシューズを紹介するのでぜひ参考にしてください。
・雨の日でもランニングを楽しみたい
・雨の中のレースを攻略したい
・防水シューズはあるの?
・雨の日でも快適に走れるランニングシューズ
・防水シューズの特徴
20年以上の競技歴で培った知識を基に解説します。
防水シューズは何があるの?
雨の日に走るデメリット
本来メリットの多いランニング運動ですが、雨の日のランニングにはいくつかのデメリットが生じます。雨の日のランニングを楽しむためにも、デメリットは事前の把握しておきましょう。
どんなリスクがあるの?
シューズが濡れて不快感を感じる
雨の中を走ると水溜りや着地の衝撃でシューズに水が染み込みます。水を吸ったシューズは重くなるだけでなく大きな不快感を感じさせます。
一歩ごとにぐしょぐしょとした感覚を味わうため、いつものランニングリズムと異なってしまいパフォーマンスも大きく低下します。
路面が滑って怪我をする恐れがある
雨の日は水溜りが発生するうえ、マンホールや鉄格子も滑りやすくなります。視界も悪いことが重なると悪路面で滑って転倒するリスクがあります。
足を捻ったりぶつけたりして怪我をする恐れもあるため、特に雨の日の路面には気をつけなくてはなりません。不要なリスクを負わないためにも、細心の注意を持って走りましょう。
雨の日でも快適に走れるランニングシューズがある
防水ランニングシューズの特徴
・防水加工のアッパー
・グリップ力の高いアウトソール
雨の中のランニングは不快感を感じてしまう場合がありますが、雨の日用のランニングシューズを使用することで解消できるかもしれません。各スポーツメーカーから、雨の日に特化したランニングシューズも発売されているのです。
防水加工のアッパーや高いグリップ力を発揮する雨の日用のランニングシューズを使用して、雨の日でも快適なランニングを楽しみましょう。マラソンの雨対策についても詳しく解説しています。
雨の日でも快適に走れるなんてすごい!
おすすめの防水加工ランニングシューズ
雨の日用のランニングシューズは各メーカーから発売されています。ロングジョグなどゆっくりとしたペースで走るためのシューズや、マラソンでも使えるスピードを出せるシューズまで幅広く発売されているため、ニーズに合ったシューズを選びましょう。
どんなシューズがあるの?
人気モデルであるインフィニティラン4を防水使用に加工したシューズです。防水技術にはGORE-TEXを採用しており、高い防水性を発揮します。スキーウェアなどにも採用されている、透湿性と防水性を兼ね備えた技術で、雨の中のランニングも快適になるでしょう。
インフィニティラン4はクッション性の高いモデルでロングジョグに適しています。マラソンに使用する場合は完走からサブ4.5程度を目標にしている方におすすめです。NIKE インフィニティラン 4 GORE-TEXについてより詳しく解説しているので参考にしてください。
人気モデルであるペガサスを防水使用に加工したシューズです。防水技術はGORE-TEXではないものの、確かな撥水力で雨水の浸水を防ぎます。反発力の高いシューズで、雨の中のランニングでもスピード感を持って走れます。
ペガサスは高い反発力を発揮するシューズでテンポ走やペースランニングに向いています。マラソンに使用する場合はサブ3.5程度まで対応可能です。雨の中のランニングでも、ある程度のスピードを出して走りたい方におすすめです。
特徴的なミッドソールのシューズを発売しているOnからも防水タイプのランニングシューズが発売されています。Cloudrunner Waterproofは人気シリーズのCloudrunnerを防水加工したシューズです。高いクッション性が特徴で、ランニングによる衝撃を最小限に抑えます。
CloudTecによる衝撃吸収能力とSpeedboardによる反発力が相乗効果を発揮してランニングをサポートします。360°防水設計で雨の中のランニングでも快適に走れます。高いクッション性で足を労わりながら走りたい方におすすめです。
New Balanceのクッション性が高いランニングシリーズである、Fresh Foamシリーズから防水タイプのシューズが発売されています。Fresh FoamX880 V13 Gore-Tex はFresh FoamX880の防水仕様です。防水技術にはGORE-TEXが採用されており、雨の日でも快適にランニングを楽しめます。
Fresh FoamX880はクッション性と反発性を両立するタイプであり、トレーニングからレースまで対応できる万能シューズです。ゆったりとしたロングジョグから、マラソンサブ4程度まで対応可能です。晴れの日も雨の日も、トレーニングもレースも一足で完結させたい方におすすめです。
アディダスの最もクッション性の高いシューズのひとつであるULTRABOOSTの防水加工仕様が発売されています。adidas ULTRABOOST LIGHT GTXは防水技術にGORE-TEXとRAIN.RDYテクノロジーを採用したシューズです。従来のクッション性の高さに加えて、防水性能も加わったことで、さらにハイスペックシューズとなりました。
見た目に反して軽量性にも優れています。アディダスの最軽量フォームBOOSTミッドソールとLight BOOSTがランニングをサポートします。GORE-TEXとRAIN.RDYテクノロジーによる高い防水性能で、雨の中でも快適に走りたい方におすすめです。
asics SNOWTARTHER SG
定価:16,500円(税込)
重さ:約270g(26.5cm片方)
これまで数多くの名シューズを発売してきたasicsからも防水仕様シューズが発売されています。SNOWTARTHER SGはその名のとおり、雪道でのランニングを想定しているシューズです。アッパーが防水仕様なのはもちろんのこと、雪道でも安全に走れるようにアウトソール全体に凹凸が配置されています。
防水シューズは素材の多さから重くなってしまいますが、SNOWTARTHER SGは防水シューズの中では軽量化に成功しています。雨や雪の中でも快適に、そして安全に走りたい方におすすめです。
SNOWTARTHER SGについて詳しく解説しているので参考にしてください。
ミズノ ウエーブライダーGTX
定価:19,800円(税込)
重さ:約315g(27.0cm片方)
ミズノのウエーブシリーズからも防水タイプが発売されています。防水技術にはGORE-TEXが採用されており、アウトソールは悪路面にも対応しています。GORE-TEXによる防水技術と特別仕様のアウトソールで悪天候の中でも本来のパフォーマンスを発揮できるでしょう。
ウエーブライダーは反発力とクッション性を両立したモデルであり、テンポ走やペースランニングに適しています。スピード感を持って走れるため、マラソンであればサブ3.5程度まで対応できるでしょう。ミズノの独自技術を詰め込んだシューズで雨の日でも快適に走りたい方におすすめです。
PUMA ディヴィエイト ニトロ2 ウォータープルーフ
定価:24,200円(税込)
重さ:約265g(27.0cm片方)
PUMAランニングシューズの中で最もクッション性の高いモデルを防水仕様にアップデートしています。NITRO ELITE FOAMにより軽量性と反発力、クッション性を高めています。
普段のロングジョグからレースペースにも対応できるシューズで、雨の日でも最大限のパフォーマンスを発揮できます。マラソンであればサブ3.5程度まで対応可能です。
まとめ
雨の日用のランニングシューズを使用することで、悪天候でも快適なランニングを行えます。天候に左右されずにランニングを楽しむためにも、雨の日用のランニングシューズを用意しておきましゃう。
今回紹介したランニングシューズ以外にもおすすめのシューズを紹介しているのでぜひ参考にしてください。
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