この記事で解決すること
この記事では、フルマラソンで後半に失速してしまう人が抱える疑問を、次の3つに分けて解決します。
- なぜ30km以降で急激に脚が止まるのかが分かる
単なるスタミナ不足ではない「構造的な原因」を解説します。 - 失速の本当の原因が練習不足なのかどうかを判断できる
距離なのか、質なのか、順番なのかを整理します。 - サブ4を安定して達成するための練習設計が見えてくる
単発の対策ではなく、全体像から改善策を理解できます。
この記事は、サブ4に必要な練習を体系的に整理したメイン解説記事へとつながる内容です。
また、最初にやるべき練習を整理した記事とも強く関連しています。
なぜ30kmで脚が止まるのか

フルマラソンで最も多い失敗が、30km以降の急激なペースダウンです。
ハーフまでは順調だったのに、終盤で一気に崩れる。
これは偶然ではありません。
多くの人は「スタミナ不足」と考えます。
しかし本質は、持久力の種類が不足していることにあります。
サブ4に必要なのは、単に長い距離を走れることではありません。
「レースペースで長時間動き続ける能力」です。
この能力が育っていないまま本番を迎えると、
筋持久力とエネルギー管理の両面で破綻します。
月間走行距離が足りないのか

失速した人の多くがまず疑うのは、月間走行距離です。
確かに一定の距離は必要です。
しかし、距離だけを増やしても解決しないケースが非常に多いのが現実です。
距離は積んでいるのに失速する人は、
「練習の中身」が不足しています。
このテーマは、月間走行距離だけではサブ4は達成できない理由を解説した記事でも詳しく触れています。
距離は土台ですが、
それだけではレース終盤の粘りは作れません。
共通する不足要素は「レースペース持続力」

後半失速する人に共通しているのは、
レースペースで走る時間が圧倒的に少ないことです。
ジョグは多い。
インターバルもやっている。
しかし、
「5:30/km前後で60分以上走る経験」が不足している。
これが最大の原因です。
ロングジョグは基礎を作ります。
スピード練習は余裕を作ります。
しかし、それらをつなぐ「ペース走」が欠けていると、本番で崩れます。
サブ4に必要な練習全体を整理した解説記事では、このバランスを詳しく説明しています。
いきなり30km走をやる危険性

失速経験のある人ほど、次は30km走を入れようと考えます。
しかし、準備不足の状態での30km走は、
「再現性のない苦しい体験」になりやすいのです。
必要なのは距離ではなく、
段階的な積み上げです。
最初にやるべき練習を整理した記事でも触れていますが、
土台→持続→刺激という順番を守らないと、失速は繰り返されます。
サブ4を安定させる練習
サブ4を安定させるためには、3つの要素を組み合わせます。
まず、長時間楽に動き続けられる基礎持久力。
次に、レースペースへの適応。
最後に、余裕を生むスピード刺激。
この3つが揃って初めて、
後半でも崩れない走りが可能になります。
この全体像を具体的な練習メニューとしてまとめたのが、
フルマラソンで4時間切りに必要な練習を解説した記事です。
さらに、
達成者の練習を分解した記事や、
レースペースの誤解を解説した記事とも相互に理解が深まります。
まとめ:失速は偶然ではない
30km以降の失速は、
根性不足でも才能不足でもありません。
多くの場合は、
練習設計の不足です。
- 距離だけに頼らない
- スピードだけに偏らない
- レースペースを避けない
この3つを意識することで、失速は防げます。
そして、その具体的な設計図を知ることが最短ルートです。
サブ4に必要な練習を体系的に整理した記事を起点に、関連する解説記事もあわせて読むことで、理解はより深まります。



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