ナイキからボメロシリーズの新作ボメロ17が発表されました。ボメロ17は冬のロードシーズンに使用するシューズとして候補に上がるのでしょうか?
そこで今回はボメロ17について、特徴と前作の違いを詳しく解説します。ランニングシューズ選びに悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
・ボメロ17はどんなシューズ?
・ボメロ17とボメロ16の違いは?
・おすすめのシューズは?
・ボメロ17の特徴
・前作ボメロ16からの改良点
・おすすめのマラソンシューズ
20年以上の競技歴で培った知識を基に解説します。
ボメロ17ってどんなシューズ?
ナイキ ボメロ17発売開始
定価:23,760円(税込)
重さ:約278g (27.0cm 片方)
ナイキからボメロシリーズの最新作ボメロ17が発売されました。ボメロ17は、前作のボメロ16よりもアップデートされており、よりランナーを思った設計になっています。
重さは27.0cm片方で約280gとやや重いものの、反発力を大きく発揮する素材を使用しているため、快適に走り続けることが可能です。
走りやすいのかな?
前作ボメロ16との違いは?
新作ボメロ17は、前作ボメロ16からどこが変わったのでしょうか?改良されたポイントをひとつずつ解説していきます。
どこが変わったの?
ミッドソールの違い
左:ボメロ16、右ボメロ17
新旧で最も大きく変わったポイントがミッドソールです。前作ボメロ16は前足部にZoom Airユニットが設置されていましたが、新作ボメロ17では廃止しています。
Zoom Airユニットの代わりに、反発力の高いZoomXフォームを全体的に配置してあります。その結果、高いクッション性と反発力を発揮できるようになりました。
アウトソールの違い
左:ボメロ16、右ボメロ17
アウトソールの素材自体は変わらないものの、構造に改良が加えられています。前作ボメロ16は足裏全体を1枚のアウトソールで保護していましたが、新作ボメロ17では足裏をブロックごとに分けてアウトソールを配置しています。
その結果、余計な部分のアウトソールをカットでき、シューズの軽量化に成功しています。シューズの軽さはパフォーマンスに直結するため、軽量化も考えられているのは大きなポイントです。
アッパーの違い
左:ボメロ16、右ボメロ17
新作ボメロ17はアッパーにエンジニアードメッシュを使用しています。これにより、旧作ボメロ16よりも高い通気性と軽量性を発揮します。
長時間のランニングは足の蒸れが気になります。足の蒸れは不快感だけでなく、マメや靴擦れの原因にもなるため、できるだけ避けたいものです。そのため、通気性の確保はシューズ選びの重要項目となります。
重さの違い
前作ボメロ16:約279g(27.0cm片方)
新作ボメロ17:約278g (27.0cm 片方)
シューズの重さについては、前作と新作で大きく変わることはありません。しかし、新作ボメロ17は、高反発素材であるZoomXフォームを多く使っているため、それを考慮して同じ重さと考えれば、新作の方がパフォーマンスが高いといえます。
新作ボメロ17は、ミッドソールに使用する素材が多くなった分を、アッパーやアウトソールの軽量化により、旧作の重さを保っていると言えます。
ボメロ17はランニング中〜上級者におすすめ
新作ボメロ17はランニング中〜上級者におすすめです。ペースとしては、サブ3程度(4分15秒/km)まで対応可能です。ただ、スピードを出すシューズというよりかは、クッション性を活かして快適に走るシューズです。
普段のロングジョグや疲労抜きのジョグ時の使用が特におすすめです。安心感のあるシューズを使用して怪我の予防をしましょう。
トレーニングに最適!
まとめ
ナイキからボメロシリーズの新作ボメロ17が発表されました。前作よりも改良が加えられており、ランニング中〜上級者に特におすすめのシューズと言えます。
マラソンにおすすめのシューズや他のメーカーのおすすめシューズも紹介しているので参考にしてください。
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