adidasから新作シューズ アディゼロ タクミ セン10が発売されました。アディゼロ タクミ セン10はどのようなシューズなのでしょうか?
そこで今回はアディゼロ タクミ セン10の特徴とアディゼロ タクミ セン9との違いについて解説します。
・アディゼロ タクミ セン10はどんなシューズ?
・アディゼロ タクミ セン9との違いは?
・おすすめのシューズは?
・アディゼロ タクミ セン10の特徴
・アディゼロ タクミ セン9からの改良点
・おすすめのマラソンシューズ
20年以上の競技歴で培った知識を基に解説します。
アディゼロ タクミ セン10ってどんなシューズ?
アディゼロ タクミ セン10発売開始!
定価:22,000円(税込)
重さ:約200g(27.0cm片方)
adidasから新作シューズ アディゼロ タクミ セン10が発売されました。このシューズはアディゼロ タクミ セン9をベースに改良が加えられたシューズです。ロードレースに使える厚底シューズで、カーボンプレートが内蔵されています。
価格は22,000円と、レーシングシューズとしては抑えめな価格設定です。最近のランニングシューズは高騰傾向が続いているため、そのような状況の中2万円強でレースシューズを購入できるのはランナーにとってありがたいといえます。
どんな特徴があるの?
軽量かつ高反発素材を採用
ミッドソール素材には軽量かつ高反発素材であるLightstrike Proを使用しています。厚底シューズは、その構造上どうしても重さがデメリットになってしまいますが、軽量素材であるLightstrike Proを使用することでデメリットを最小限に抑えています。
マラソンやロードレースは距離が長い分、歩数も多くなるため、シューズの重さはタイムに直結します。少しでも軽い方が有利になるため、軽量素材で軽量化されている点は大きなメリットとなります。
反発力を高める5本骨状グラスファイバー
アディゼロ タクミ セン10はENERGY RODS 2.0(5本指形状バー)が内蔵されたシューズです。ミッドソールに内蔵された形で配置されており、シューズ裏側中足部にバーを確認できます。
ENERGY RODS 2.0は体重移動に合わせて適切に湾曲するため、反発力を得やすい構造です。シューズから伝わる力はランニングを大きくサポートしてくれます。
高いグリップ力
アディゼロ タクミ セン10には、アウトソール素材Continentalラバーアウトソールが採用されています。Continentalラバーアウトソールは高いグリップ力を発揮する素材で、軽量性と薄さ、耐久性も特徴です。
どのような接地方法でも足裏全体が地面に設置する構造で、高いグリップ力を発揮します。フォームや路面に左右されることなくパフォーマンスを発揮できます。
アディゼロ タクミ セン9との違い
左:アディゼロ タクミ セン9、右:アディゼロ タクミ セン10
アディゼロ タクミ セン10
定価:22,000円(税込)
重さ:約200g(27.0cm片方)
アディゼロ タクミ セン9
価格:22,000円(税込)
重さ:約191g(27.0cm片方)
アディゼロ タクミ セン10は、人気シューズであるアディゼロ タクミ セン9を改良して作られています。では、具体的にどこが改良されているのかをポイントごとに解説します。
どんな違いがあるの?
プレートの違い
左:アディゼロ タクミ セン9、右:アディゼロ タクミ セン10
前作も新作もどちらもENERGY RODS(5本指形状バー)を採用しています。ただ、新作であるアディゼロ タクミ セン10のENERGY RODS高性能にアップデートされたENERGY RODS2.0を採用しています。
ENERGY RODSの反発力が大きくなることで、より強い推進力を得られるようになっています。
ミッドソールの違い
左:アディゼロ タクミ セン9、右:アディゼロ タクミ セン10
前作と新作にはどちらも軽量かつ高反発素材であるLightstrike Proが採用されています。若干のデザイン変更は見られるものの、性能自体に大きな違いはありません。
ミッドソールの変更点は、内蔵されたENERGY RODS(5本指形状バー)の違いのみです。
アウトソールの違い
左:アディゼロ タクミ セン9、右:アディゼロ タクミ セン10
アウトソールには、どちらもContinentalラバーアウトソールを採用しています。グリップ力が高く軽量素材で、どんな地面でもエネルギーロスなくランニングが可能です。
新作アディゼロ タクミ セン10のアウトソールは不要な部分がカットされています。これにより軽量化が実現しています。
アッパーの違い
左:アディゼロ タクミ セン9、右:アディゼロ タクミ セン10
アッパーにはどちらもメッシュアッパーを採用しています。前作と新作で大きな変更点はありません。メッシュアッパーを採用することで高い通気性を実現しています。
長時間のランニングでは発汗により足が蒸れることがあるため、快適にランニングするためにもシューズの通気性は非常に重要です。
アディゼロ タクミ セン10はロードレースにおすすめ
新作アディゼロ タクミ セン10はエリートランナー向けのランニングシューズです。マラソンやロードレースで自己ベストを狙いたい方におすすめです。
シューズの軽さが最大の特徴です。ENERGY RODS(5本指形状バー)による反発力を感じながらも、軽量化されたシューズで次の一歩が出やすくなります。
まとめ
アディゼロ タクミ セン10は、前作となるアディゼロ タクミ セン9の特徴を残しながら改良を加えられたシューズです。高いクッション性と反発力を発揮するシューズで、エリートランナーにおすすめです。
マラソンにおすすめのシューズや他のメーカーのおすすめシューズも紹介しているので参考にしてください。
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