入浴には疲労回復などの効果がありますが、マラソン前日に入浴してもいいのでしょうか?
そこで今回は、マラソン前日の入浴について解説します。遠征などで温泉の誘惑があるときなどの参考にしてください。
・マラソン前日の入浴方法は?
・お風呂に入るとパフォーマンスはどうなる?
・おすすめの入浴方法は?
・マラソン前日の入浴方法は
・おすすめの入浴方法は?
20年以上の競技歴で培った知識を基に解説します。
マラソン前日は入浴していいの?
マラソン前日は入浴すべき?
マラソン前日はコンディショニングのために非常に重要な1日です。特に前日の夕食や入浴は、マラソン当日のパフォーマンスに大きな影響を及ぼします。
結論から言ってしまうと、マラソン前日だからといって入浴を控える必要はありません。ただ、注意点を守らないと入浴がパフォーマンス低下の原因になってしまうため注意しましょう。
マラソン前日は入浴していいの?
入浴によるメリット
入浴にはいくつものメリットがあります。入浴方法次第で大きなメリットを得られるため、むしろマラソン前日の入浴はおすすめでもあります。
入浴にはどのようなメリットがあるのかを見ていきましょう。
入浴のメリットは何?
リラックス効果がある
入浴にはリラックス効果があります。暖かいお湯に浸かることで心身ともにリラックスできるでしょう。特にマラソン前日は緊張感のために、なかなか寝付けないことがあります。そんなとき入浴をしておくことで緊張したメンタルを落ち着かせてしっかりと睡眠を取れます。
睡眠は体力回復に非常な要素であるため、高いパフォーマンスを発揮するためには睡眠の質が重要です。入浴で心を落ち着かせて質の高い睡眠をとりましょう。
疲労回復効果がある
入浴することで血行が良くなり疲労回復効果が期待できます。マラソンはハードなトレーニングを積み重ねるため、どうしても身体には疲労が蓄積します。
大会で高いパフォーマンスを発揮するためには、できる限り疲労を取り除くことが必要です。入浴で大会までの疲労をしっかりと癒しておきましょう。
入浴によるデメリット
入浴は大きなメリットももたらしてくれますが、一歩間違えるとデメリットにもつながります。入浴方法ひとつで真逆の効果になってしまうため注意が必要です。
では、入浴がどのようなデメリットをもたらすのかを確認していきましょう。
入浴のデメリットは何?
体がダルくなる
入浴によって体がダルくなることがあります。特に普段入浴をしていない方やいつもと違う温度の湯船に浸かることでダルさを感じてしまいます。
入浴によって感じたダルさは、翌日にも引っ張ってしまうこともあるため注意が必要です。体にダルさを感じている状態では満足のいくパフォーマンスは発揮できません。
脱水により血行が悪くなる
入浴は対応よりも高い温度のお湯に浸かるため、多量の発汗を伴います。場合によっては脱水になったり、血行の悪化にもつながります。入浴の際は事前に水分をしっかりと摂っておきましょう。
脱水状態は体に大きなダメージを与えてしまうため細心の注意が必要です。
マラソン前日に入浴する際のポイント
入浴は方法によっててリットもデメリットももたらします。大切なことは使い方であり、しっかりとポイントを守ることでメリットを享受できるでしょう。特にマラソン前日の入浴は以下に解説するポイントを守って入浴をしてください。
何を気をつければいいの?
熱過ぎない温度で入る
熱過ぎる温度の湯船に浸かることは体にダメージを与えてしまいます。高温の湯船への入浴は高いリラックス効果を発揮しますが、逆に筋肉に疲労を感じやすくなってしまいます。
高いパフォーマンスを発揮するためには、できる限り筋肉に疲労感のない状態でレースに臨む必要があるため、高い温度の湯船での入浴は避けましょう。
長時間の入浴は避ける
長時間入浴を続けると体にダルさを感じてしまいます。倦怠感に近い感覚で、のぼせてしまうため注意が必要です。さらに長時間の入浴は脱水症状の症状の原因にもなります。
倦怠感や脱水のリスクを避けるためにも長時間の入浴は禁物です。
マラソン前日は手軽に入浴を済まそう
入浴はポイントを守ることでメリットが多くあります。マラソン前日はコンディショニングの意味で非常に重要であるため、入浴をうまく活用しましょう。
ダルさや脱水を予防しながら、リラックス効果や疲労回復効果を得るには、短時間で入浴を済ませることが大切です。熱すぎない温度で手軽人済ませましょう。
特に遠征などでマラソンに出場する場合は、温泉地などに泊まることもあるため注意が必要です。できる限り普段と同じ環境に近づけて入浴を済ませてください。
パパッと済まそう!
まとめ
マラソン前日だからと言って入浴を控える必要はありません。入浴をうまく活用することで高いパフォーマンスにつながるでしょう。緊張感の多いマラソンレースですが、入浴を活用してリラックスした状態で臨んでください。
コメント