現在専業主婦(夫)をしていて、老後資金に不安を感じている方もいるでしょう。iDeCoを活用することで老後の不安を解除できるかもしれません。
そこで今回は専業主婦のiDeCoについて解説します。将来の老後資金に不安を感じる方や、これから老後に備えたい方はぜひ参考にしてください。
・iDeCoって何?
・専業主婦をしていて将来が不安
・専業主婦でもiDeCoに加入できる?
・iDeCoの仕組み
・専業主婦がiDeCoを始めるメリット、デメリット
・iDeCoにおすすめの証券口座
生活に役立つお金の知識と、趣味のランニングについて解説しています。
初心者でも理解しやすいよう、専門用語はなるべく使わず、簡単に解説します。
専業主婦でもiDeCoは始められる?
iDeCoとは?
iDeCoも NISAと同様に運用益は非課税です。それに加えて、払った金額が所得控除として扱われるため、節税効果もあります。自営業や会社員などによって掛金の上限が設けられており、かけた金額が所得控除の対象となります。節税をしながら将来に向けて資産形成ができるお得な制度です。iDeCoのメリット、デメリットについても解説しているので参考にしてください。
iDeCoの特徴
・払った金額が全額所得控除
・運用益が非課税
・受け取り時も税制優遇あり
所得控除になる分NISAよりお得かも!
専業主婦(夫)でもiDeCoはできる
専業主婦をしていてもiDeCoに加入できます。元々iDeCoは、国民年金だけでは不安な方に向けた年金の補完制度です。そのため、厚生年金のない個人事業主や専業主婦のための制度とも言えます。
iDeCoは職業区分に応じて加入条件が異なります。専業主婦の場合は月額23,000円(年額276,000円)が上限であり、5,000円/月以上1,000円単位で加入できます。
専業主婦でもiDeCoは始められるのか!
専業主婦がiDeCoをするメリット
iDeCoに加入するメリット
・老後のための資産形成ができる
・非課税枠を効率的に活用できる
専業主婦がiDeCoに加入することで、個人名義の資産形成ができます。通常であれば、老後は配偶者の資産に依存する形になりますが、iDeCoを活用して個人名義で資産運用することで、老後にまとまった資金を個人名義で持つことが可能です。
また、iDeCoの非課税枠は上限があるため、夫婦どちらかのiDeCoで上限いっぱい使っているのであれば、2人目の名義で始めることで新たな非課税枠が使えることになります。
非課税枠を使ってお得に資産運用しよう!
専業主婦がiDeCoをするデメリット
iDeCoに加入するデメリット
・資金が拘束される
・配偶者の収入に依存する形になる
iDeCoは原則60歳まで引き出すことができない制度です。そのため、いざ現金が必要になったとしても、資金はロックされているため自由に使えるわけではありません。せっかく貯めたお金も自由に使えないのはデメリットになります。
また、毎月の掛金を配偶者に負担してもらっている場合、掛金は配偶者に依存する形になります。万が一配偶者が負担できなくなってしまった場合には拠出を止める必要もあります。iDeCoの掛金変更や拠出停止についても解説しているので参考にしてください。
自由に使えないのは辛い…
iDeCoにおすすめの証券口座
証券会社選びはネット証券が基本です。また、生活スタイルによっておすすめの証券会社は異なります。おすすめの証券会社についても解説しているので参考にしてください。
どの証券会社がおすすめ?
SBI証券
おすすめポイント
・業界最安クラスの手数料
・Tポイント、dポイントに対応
・保有額に合わせてポイント付与
投資初心者からプロまで幅広い層から支持されている証券口座です。国内外でもトップレベルのシェアを誇り、使いやすさにも定評があります。
株式や投資信託の売買には手数料がかかりますが、SBI証券は業界最安クラスの手数料水準です。手数料は積み重なることで多大なコストとなるため、できるだけ抑えるのが基本となります。
Tポイントやdポイントに対応しており、貯まったTポイントで商品を購入することもできます。普段TSUTAYAやウェルシアグループなどTポイントが貯まる環境にある方におすすめです。
また、投資信託の保有額に応じてポイントが付与されるのもおすすめポイントのひとつです。投資信託を購入して放置しておくだけで、投資信託の利益とは別にポイントを受け取れます。
楽天証券
おすすめポイント
・楽天経済圏の還元率アップ
・貯めた楽天ポイントで投資ができる
楽天経済圏を中心に多くのユーザーを囲い込んでる楽天グループ。楽天証券を使用して株式等の購入を行うことで、楽天市場でのポイント還元率がアップします。
また、貯まった楽天ポイントで投資信託が購入できるのもポイントです。楽天市場での買い物や、楽天カードの利用に応じて、多くのポイントを獲得できるため、それらを無駄な買い物に使うのではなく、効率よく資産運用に回せます。
自己資金を投資に回すのが怖い初心者の方でも、貯まった楽天ポイントを使って投資ができるため、金銭的な損失のリスクを抑えた投資が可能です。
iDeCoは商品選びが重要
iDeCoは投資であるため、どの商品に投資をするかが非常に重要です。長期投資になればなるほど、商品選びの差が大きくなるため慎重に選びましょう。
使っている証券口座によっても、iDeCo対応かどうかは変わってきます。iDeCoにおすすめの商品を証券口座ごとに解説しているので参考にしてください。
iDeCoは商品選びが重要!
まとめ
専業主婦でもiDeCoに加入可能です。iDeCoを活用することで老後ための資産形成ができ、将来の不安を軽減できます。メリット、デメリットを理解して効率よく資産形成をしましょう。
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