ランニングをする際、食事前と食事後どちらに走ればいいのか迷う方もいるでしょう。
そこで今回はランニングを行うタイミングについて解説します。食事内容とともに解説するのでぜひ参考にしてください。
・ランニングは食事前の方がいい?
・ランニングは食事後の方がいい?
・食事前と後のメリットやデメリットは?
・食事前にランニングをするメリットとデメリット
・食事後にランニングをするメリットとデメリット
・ランニングをする際の注意点
20年以上の競技歴で培った知識を基に解説します。
走るのは食事前?食事後?
ランニングは食前と食後のどちらがいい?
ランニングを行う場合、食事前と食事後どちらに行えばいいのか迷うことがあります。食事前と食事後のどちらが正しいというわけではなく、それぞれにメリットとデメリットが存在します。
また、人それぞれ体調は異なるため、自分に適したタイミングがあるのです。食事前や食事後のランニングを何度か行い、自分の体に適しているタイミングを探りましょう。
食事前と食事後はどっちがいいんだろう?
食前に走るメリット
・ダイエット効果が高い
・消化不良による腹痛を防げる
食事前に走るメリットとしてダイエット効果と腹痛の回避が挙げられます。空腹状態で走ることで、より高いダイエット効果が期待できるのです。
また、ランニングによって起きる腹痛の回避もできます。腹痛状態でのランニングは非常に苦痛であるため、なるべく避けたいトラブルのひとつです。食事前に行うランニングのダイエット効果についても解説しているので参考にしてください。
食前に走るデメリット
・エネルギー切れになりやすい
・長時間のランニングができない
食事前にランニングをするデメリットとしてエネルギー切れが挙げられます。ランニングはエネルギーを消費する運動であるため、体内に蓄えられたエネルギーを必要とします。食事後であればエネルギーが補給された状態で走り出せますが、食事前のランニングではそうはいきません。
ガソリンが減っている状態で走り出すのと同じであるため、エネルギー切れの危険があります。ハンガーノック現象など危険を伴う場合もあるので注意が必要です。ランニングによるハンガーノック現象についても解説しているので参考にしてください。
食後に走るメリット
・エネルギー切れを予防できる
・長時間のランニングが可能
ランニング前に食事を摂っておくことでエネルギー切れを予防できます。走り出すときに体にエネルギーが補給されているため長時間のランニングもこなせるでしょう。
ランニングによるダイエット効果は走行距離に比例するため、長時間のランニングを行うことが高いダイエット効果を得る秘訣になります。ランニングによるダイエット効果についても解説しているので参考にしてください。
食後に走るデメリット
・消化不良による腹痛が起きやすい
・ランナー下痢の原因になる
食後に走るリスクとして、消化不良による腹痛が挙げられます。食事によって食べたものが消化し切る前に走り出してしまうと、ランニング時に腹痛が起きる場合があります。
また、ランナー下痢の原因にもなってしまうため、食後のランニングにも注意が必要です。ランナー下痢について詳しく解説しているので参考にしてください。
食前に走る場合の注意点
・エネルギー切れに注意する
・水分をしっかりと補給する
食事前のランニングの最大のリスクはエネルギー切れです。エネルギー切れが起きると、その場から動けなくなってしまうこともあるため非常に危険です。ランニング前だからといって何も食べないのではなく、エネルギーゼリーなど補給食をうまく使うこともおすすめです。
また、食事前のランニングであっても水分はしっかりと補給してから走りましょう。ランニング中も定期的に水分を補給しながら走る必要があります。マラソンにおすすめの補給食についても解説しているので参考にしてください。
食後に走る場合の注意点
・消化のための時間を設けてから走り出す
・消化に悪い食べ物を選ばない
食後に走る最大のリスクは消化不良による腹痛です。腹痛が起きるとランニングどころではなくなってしまうため、せっかくの時間が台無しになってしまいます。腹痛を避けるためにも、食事後は一定の時間を設けてから走り出しましょう。
また、消化しやすい食べ物を選ぶことで腹痛のリスクを最小限に抑えられます。マラソン前におすすめの食事についても解説しているので参考にしてください。
まとめ
ランニングを行う場合、食事前か食事後で迷う方も多いでしょう。食事前と食事後はどちらもメリットとデメリットがあるため、それぞれの特徴を理解しておく必要があります。
自分の体に適したタイミングを探りながら日々のランニングを楽しんでください。
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