アルファフライ3について調べていると、
- クッション性が高くて脚に優しい
- 反発が強すぎて逆に疲れる
- 後半に脚が終わる
といった、相反する評価を目にすることがあります。
実際のところ、
アルファフライ3は本当に脚に優しいシューズなのでしょうか?
本記事では、
クッション性・反発・疲労の溜まり方・後半失速リスクという観点から、
アルファフライ3の「脚への影響」を客観的に解説します。
アルファフライ3は「クッションが厚い=脚に優しい」のか?

まず前提として、
アルファフライ3は非常に厚いミッドソールを持っています。
- ZoomXフォーム
- エアポッド搭載
- カーボンプレート内蔵
これだけを見ると、
「衝撃が少なく、脚に優しそう」と感じるのは自然です。
しかし、
クッションが厚い=誰にでも脚に優しい
というわけではありません。
クッション性の正体|衝撃吸収+反発の両立

アルファフライ3のクッション性は、
- 着地時の衝撃吸収
- 蹴り出し時の強烈な反発
この2つが同時に起こる構造です。
そのため、
- フォームが安定している
- 一定ペースで走れている
この条件がそろえば、
衝撃が分散され、脚へのダメージは軽減されます。
なぜ「脚に優しくない」と感じる人がいるのか?

① 反発が強すぎて筋肉を使わされる
アルファフライ3は、
反発を「受け止める」ために、
ふくらはぎ・ハムストリングスへの負荷が大きくなります。
特に、
- ペースが遅い
- 脚力が不足している
場合、
反発を活かせず、
余計な筋肉疲労につながることがあります。
② 接地が不安定になると負担が増える
アルファフライ3は、
- 接地位置がシビア
- 横ブレ耐性が低め
という特性があります。
そのため、
後半でフォームが乱れると、
- 足首
- 膝
- ふくらはぎ
に余計な負担がかかりやすくなります。
▶︎ 安定感重視のモデルは
「ヴェイパーフライ4はどんな人向け?」で解説しています。
③ 後半失速すると一気に「重く」感じる
アルファフライ3は、
高速巡航時に最も性能を発揮します。
しかし、
- 30km以降にペースダウン
- フォームが崩れる
と、
シューズの反発が活かせなくなり、
一気に脚にくる感覚を覚える人が多いです。
後半失速リスクは高いのか?

結論として、
走力に合っていない場合は、後半失速リスクは高まります。
特に、
- フルマラソンでサブ3.5未満
- ペースの上下動が大きい
このようなランナーは、
後半で脚を削られる可能性があります。
▶︎ フルマラソン適性の比較は
「ヴェイパーフライ4とアルファフライ3の違い」で詳しく解説しています。
アルファフライ3が「脚に優しくなる」条件

逆に、
次の条件を満たす場合、
アルファフライ3は脚を守ってくれるシューズになります。
- サブ3前後の走力
- フォームが安定している
- 一定ペースで巡航できる
- 事前に十分な慣らし履きをしている
この条件下では、
- 衝撃が分散される
- 無駄なブレーキが減る
- 後半まで脚が残る
というメリットが得られます。
ケガのリスクは高い?

アルファフライ3自体が
ケガを引き起こすシューズというわけではありません。
ただし、
- 日常ジョグで多用
- 走力に合っていない
- いきなり本番投入
このような使い方は、
ケガのリスクを高めます。
▶︎ 厚底シューズ全般の注意点は
「厚底はケガしやすい?」で詳しく解説しています。
ヴェイパーフライ4との「脚への優しさ」比較
- 安定感重視 → ヴェイパーフライ4
- 衝撃分散+反発活用 → アルファフライ3
多くの市民ランナーにとっては、
ヴェイパーフライ4の方が
結果的に脚に優しいと感じるケースが多いです。
まとめ|アルファフライ3は「条件付きで脚に優しい」
アルファフライ3は、
- 厚底=誰にでも優しい
- 高反発=楽に走れる
という単純なシューズではありません。
- 走力
- フォーム
- ペース管理
これらがそろって初めて、
脚を守りつつ速く走れるシューズになります。
自分に合っているか迷った場合は、
▶︎ 「ヴェイパーフライ4とアルファフライ3の違い」
で総合的に判断することをおすすめします。



コメント