毎日ランニングを楽しみたいけれど、日焼けが気になるという方も多くいます。特に春先から夏場は日差しも強く、その分紫外線も多くなります。
紫外線を浴びると日焼けをするだけで無く、シワやシミの原因にもなるため過度に浴びることはおすすめできません。そこで今回はランナーに最適な日焼け対策について解説します。日焼けに悩む方や対策を考えている方は参考にしてください。
・ランニング時の日焼けが気になる
・日焼けすると肌が痛む
・日中の日焼け対策方法が知りたい
・ランニング時におすすめの日焼け対策
・日焼けを防ぐ方法
・おすすめのアイテム
20年以上の競技歴で培った知識を基に解説します。
日に当たると赤くなる…
ランニングは日焼けする
ランニングは基本的に屋外で行うスポーツです。日中の屋外は日光が降り注いでいるため、日光に含まれる紫外線による日焼けは避けることは困難です。
そのため、日焼けが気になるという理由でランニングを避ける方も珍しくありません。しかし、しっかりとした対策をすれば、ランニングによる日焼けを最小限に抑えることが可能です。
何をすればいいんだろう?
肌荒れの原因になる
日焼けと聞くと、肌が黒くなるイメージですが、実際はそれだけではありません。肌が黒くならずに赤く腫れたり、水膨れになる方もいます。肌の体質によって紫外線を吸収して黒くなる人もいれば、吸収せずに炎症を起こしてしまう場合もあるのです。
日焼けとは日光による火傷であるため、過度に浴びることは危険です。炎症を起こさなかったとしても、浴び続けることによりシワやシミの原因にもなります。
熱中症や日射病の原因になる
日光には肌トラブルの原因となる紫外線の他、熱効果を持つ赤外線も含まれます。特に気温の高い時間に長時間赤外線を浴びることは熱中症や日射病の原因になります。
熱中症や日射病は体温が高温になり、脱水症状も起こしてしまうため非常に危険です。場合によっては命に関わることもあるため、しっかりと対策をとる必要があります。
熱中症,日射病は危険!
日光が必ずしも悪いわけではない
過度な日光浴は、日焼けにより肌に悪影響があったり、熱中症や日射病のリスクがある場合もありますが、必ずしも日光が悪いというわけではありません。
日光を浴びることにより、骨の発育を促進させるビタミンDが生成されたり、セロトニンの分泌によりメンタル効果も期待できます。そのため、日光浴は身体にとっていい影響があるのです。
重要なことは過度に浴びないことです。浴び続けてしまうと上記のとおり肌荒れの原因にもなることから、適量が大切になります。
ランナーが採るべき日焼け対策
一度のランニングでは60分から90分程度トレーニングを行うため、その間何も対策をせずに日光を浴び続けるのは過剰と言えます。
過度な日光浴は肌トラブルや体調の危険もあることから、しっかりと対策をとりましょう。
直射日光を避ける
日焼けを避けるためには直射日光を避けるしかありません。直射日光を避けながらランニングをするためには、屋内でのランニングやランニングマシーンを使ったトレーニング、日没後のランニングが有効です。
ただ、ランニングマシーンを使うためにはトレーニングルームに足を運ばなくてはならない上に、景色も変わらないため長時間のランニングには不向きといえます。
また、夜間のランニングは不審者などの危険や足元の見通しが悪いため捻挫などのリスクもあります。
日焼け止めを塗る
日焼け止めはランナーにとって必需品です。
顔はもちろんのこと、半袖シャツやランシャツで走ることによる腕や肩の日焼け対策にもなります。特に腕や方は肌が弱い方が多く、日焼けにより赤くなったり皮が剥けたりします。また、ランナー特有の日焼けとしてランニングウォッチによる時計焼けがあります。時計焼けは見た目的に大きな影響を与えてしまうため、気になる方は日焼け止めの使用がおすすめです。
日焼けによる炎症は痛みを伴ううえに痕が残る場合もあるため、しっかりと日焼け止めを塗り込みましょう。
おすすめの日焼け止めについては下記で解説します。
日焼け対策ウェアの着用
ランニングキャップやサングラス、アームウォーマーやタイツなどで直射日光を遮り、日焼けを防止できます。特にランニングキャップは頭への直射日光を遮断できるため、日射病対策にも有効です。
また、UVカットサングラスは視界を暗くすることでランニングに集中でき、パフォーマンス向上にもつながります。
ただ、アームウォーマーやタイツは、日射病のリスクは軽減できる一方で、ランニングにより温まった体温の排出も妨げてしまうため、熱中症のリスクが高まります。熱中症は場合によっては命に関わるトラブルに発展することから、体調と相談しながらランニングを楽しみましょう。
アイテム選びも重要だね!
おすすめの日焼け止め
ランニングをする際は日焼けを予防するために日焼け止めの使用がおすすめです。顔だけでなく、腕や肩周りなど直射日光が当たる部分はできる限り塗っておきましょう。
日焼け止めを選ぶにはいくつかの基準があります。それらをクリアした日焼け止めを塗り、日焼けのリスクを最小限に抑えてください。
SPF…日焼け、赤み、炎症の原因になるUVB波を遮断する基準
1〜50+まであり、MAXがSPF50+
PA…日焼け、肌の弾力低下の原因になるUVAを遮断する基準
PA+〜PA++++まであり、MAXがPA++++
ウォータープルーフ…日焼け止めの防水効果。汗や水で日焼け止めが落ちにくく、効果が持続しやすい
NULL ウォータープルーフ 日焼け止めジェル
SPF50+とPA++++、ウォータープルーフ全てを兼ね備えた日焼け止めです。ジェルタイプですっきりと塗ることができ、日焼け止め特有のクリーム感が苦手な人でも使用できます。
アルコール,パラベン,香料,着色料,鉱物油,界面活性剤を使用していないため、お子様でも安心して使用できるだけでなく、ヒアルロン酸,グリチルリチン酸ジカリウム,クララエキスから成る肌ケア成分も配合されています。また、60日間の全額返金保証もあるため、まずは試してみるのもおすすめです。
NALC パーフェクトウォータープルーフ日焼け止めジェル
上記と同様にSPF50+とPA++++、ウォータープルーフ全てを兼ね備えた日焼け止めです。ジェルタイプですっきりと塗ることができ、日焼け止め特有のクリーム感が苦手な人でも使用できます。
特徴はメイク下地にも使えることと、2歳以上のお子様にも使えることです。ランニング時も軽く化粧をする方もいることでしょう。そんなとき下地として使えて、尚且つ日焼け止め効果もあれば安心してランニングを楽しむこともできます。また、小さなお子様と運動するときには、お子様にも安心して使用できることもおすすめポイントです。
まとめ
ランナーにとって日焼けは大敵です。日光は適量であれば身体に良い影響を与えてくれますが、過度に浴びてしまうと肌トラブルの原因にもなります。日焼け対策としては日焼け止めが有効であり、SPFやPAといった基準を確認することで、その性能を知ることもできます。
今回紹介した日焼け止めはどれも自信を持っておすすめできるものなので、日差しが強くなる夏に向けてしっかりと準備しましょう。
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