ランニングは全身運動であるため、体のあらゆる筋肉を必要とします。ただ、足をメインに使う運動であるため、トレーニングも足のみにフォーカスされがちです。
そこで今回はランニングにおける腕の筋肉について解説します。腕の筋肉をつけるメリットとデメリットについて解説するのでぜひ参考にしてください。
・ランニングに腕の筋肉は必要?
・腕を筋トレすると速くなる??
・腕を鍛えるデメリットは?
・ランニングに腕の筋肉が必要かどうか
・腕を鍛えるメリット
・腕を鍛えるデメリット
20年以上の競技歴で培った知識を基に解説します。
ランニングに腕の筋肉は必要?
ランニングに腕の筋肉は必要
ランニングは全身運動であるため、すべての筋肉が必要です。腕の筋肉も例外ではなく必要になります。
どうしても足の筋トレやトレーニングが目立ちやすいため、上半身のトレーニングは疎かになることがあります。しかし、なかなか鍛えることができない上半身こそランニングトレーニングとは別に筋トレが求められるのです。
ランニングに腕の筋肉は必要!
腕の筋肉をつけるメリット
腕の筋肉をつけることでランニングにも効果があります。ここでは、腕の筋肉がつくと、どのようにランニングに良い影響が出るのかについて解説します。筋トレをする際のモチベーションにしてください。
どんなメリットがあるの?
ランニング動作が安定する
腕の筋肉をつけることでランニング動作が安定します。ランニング動作では腕振りで体のバランスを取っています。振り出した足と反対側の腕でバランスが崩れないようにしているのです。
腕を鍛えることで上半身のブレが抑制され、ランニング動作自体も安定します。ランニング動作が安定するとエネルギーロスも抑えられるため、効率の良いランニングが可能になります。
推進力を得られる
腕の筋肉を鍛えることで推進力を得られます。ランニングは地面に圧力を加えることで反発力を得て進む運動ですが、そこに腕振りも加えることでさらなる推進力を発揮します。
短距離選手の体を見て貰えばわかるように、ランニングに必要なのか?と思うほどに上半身の筋肉も発達しています。このことからもわかるとおり、ランニングには上半身の筋肉も必要なのです。
腕の筋肉をつけるデメリット
上半身を鍛えることでランニングにいくつものメリットがありますが、鍛えすぎるとデメリットも生じます。ここでは、ランニングにおいて上半身の筋トレがもたらすデメリットについて解説します。
どんなデメリットがあるの?
体重が重くなる
腕の筋肉をつけすぎると体重が重くなります。基本的に長距離のランニングは、体重が軽ければ軽いほど有利です。自分の体を荷物とした場合、荷物をゴールまで運ぶためには軽い方が楽に運べるからです。
そのため、筋トレによって腕に筋肉をつけすぎるのは禁物です。いくらランニング動作が安定したり、推進力を得られるからといっても、体重が過度に増えてしまっては本末転倒です。
ランニング動作が鈍くなる
腕の筋肉をつけすぎるとランニング動作が鈍くなります。筋肉は錘であるため、過度に筋肉をつけてしまうとランニング動作に支障をきたしてしまうのです。
場合によっては腕の可動域が狭まり、ストライドが伸びなくなってしまいます。過度な腕の筋トレはランニングフォームにも悪影響を及ぼすため注意が必要です。
筋トレ後のプロテイン補給が大切
上記のとおり、腕の筋肉はランニングに対してメリットもデメリットももたらします。ただ、基本的に筋トレは大切であるため、適度なトレーニングは必須です。
筋トレを行った際や、ランニングトレーニングの後にはプロテイン補給が大切です。効率の良いトレーニングを行うためにも、しっかりとプロテインを摂取しましょう。
長距離ランナーにおすすめのプロテインについても解説しています。
トレーニング後はプロテインが必須!
まとめ
ランニング動作は全身運動であるため腕の筋肉も必要です。ただ、鍛えすぎるとデメリットも生じます。自分の体に対してバランスがよくなるように調整しながらトレーニングを行なってください。
コメント