秋から冬にかけて駅伝やマラソンなどのロードシーズンになるため、屋外でのランニングの機会が増えてきます。しかし、寒さ対策をしっかりと行わないと思わぬトラブルに発展することもあるため危険です。
そこで今回は冬場のランニングにおすすめのネックウォーマーを紹介します。選び方やおすすめの商品を紹介するので、ぜひ参考にしてください。
・寒い中のランニングが辛い
・寒い中走るとどうなる?
・おすすめの寒さ対策は?
・寒い中走ることの危険性
・ネックウォーマーの選び方
・おすすめのネックウォーマー
20年以上の競技歴で培った知識を基に解説します。
ネックウォーマーはあったかいの?
寒い中のランニングは危険
秋から冬の早朝や日没後は気温が大きく低下します。気温が低い環境でのランニングは防寒対策が非常に重要です。防寒を怠ると体調を崩したり日常生活に影響が出る場合もあります。
寒い中でのランニングによる危険性
・低体温症により体調不良を起こす
・手や耳が凍傷する
・肉離れなどの怪我をする
ランニングは長時間屋外で行うスポーツであるため、体温が奪われ低体温症を引き起こすことがあります。お正月の箱根駅伝でも低体温症でフラフラになってしまう選手を見たことがあると思います。また、指先や耳は血行が悪くなりやすいため凍傷を引き起こす可能性もあります。ランニング中は自覚症状が出にくいため注意が必要です。
筋肉はゴムのような性質を持っているため冬の寒い気温では柔軟性が損なわれてしまいます。そのような状況で無理に動かそうとすると怪我をする恐れもあるため危険です。寒い日は特に入念に準備運動を行いましょう。おすすめの寒さ対策についても解説しているので参考にしてください。
寒い中でのランニングは危険!
ネックウォーマーがおすすめ
寒い日のランニングはネックウォーマーがおすすめです。首元を温めることで体全体の保温ができます。また、ランニングによる風を首に直接当たるのを防いでくれます。 ネックウォーマーを付けているのと、付けていないのでは体感温度も大きく変わります。
頭から被るだけで簡単に使うことができ、暑くなったらポケットにも入るため冬場のランニングでは欠かすことができないアイテムです。
ネックウォーマーを使って快適に走ろう!
ネックウォーマーの選び方
ネックウォーマーはいくつものスポーツブランドからだけでなく、ファッションブランドからも発売されています。ランニングで使うネックウォーマーは何でもいいわけではなく、ランニングに適した物が必要です。快適にランニングを楽しむためにも、以下に解説するネックウォーマーの選び方を参考にしてください。
どんなネックウォーマーを選べばいいの?
生地で選ぶ
スポーツ用のネックウォーマーはポリエステルやポリウレタンなどの化学繊維で作られていることが一般的です。防寒性の高いものは外側が風を通しにくい生地で内側が裏起毛の物もあります。ランニンググローブのように薄手のものから、防寒性の高い厚手のものもあるため、ランニングする環境に合わせて厚さを選びましょう。
メーカーによってはフリース生地のネックウォーマーも発売していますが、吐息の湿気がこもりやすく湿りやすいため、撥水性や速乾性のある生地で作られたものがおすすめです。
風を通しにくい生地がおすすめ!
形状で選ぶ
首だけを覆うタイプもあれば、口まですっぽりと収まるタイプもあります。防寒のためには口元を覆いながらも首元まで覆ってくれる長めのネックウォーマーがおすすめです。ただ、ランニングは呼吸が重要であるため、口を覆うタイプならば薄手のネックウォーマーを選びましょう。
また、暑くなったときにすぐに下ろせるかどうかも大切です。硬すぎる生地のネックウォーマーは下げづらいものもあるため注意しましょう。口まで覆ったときに通気口が口の前に来るものであれば、吐息の湿気による不快感を軽減してくれます。
ストレスなく着けてられることも重要!
メーカーやデザインで選ぶ
ランニングウェアやランニンググローブと同じメーカーのネックウォーマーを使うことで統一感が生まれ、おしゃれにランニングを楽しめます。ランニングアイテムがそれぞれ異なるメーカーだとごちゃごちゃした印象になってしまいます。ランニングはモチベーションを継続させることが大切であるとともに困難でもあるため、ウェアやアイテムをおしゃれに着こなしてモチベーションを高めましょう。お気に入りのアイテムを揃えることでランニングの時間が楽しい時間へと変わるはずです。
おしゃれにこだわることも大切!
ランニングにおすすめのネックウォーマー
選ぶべきネックウォーマーは、使用する環境によって異なります。そのため、自身の走る環境に合わせてネックウォーマーを選びましょう。ここでは各スポーツメーカーからおすすめのネックウォーマーを紹介します。特徴も解説するので、ニーズに合うかどうかの参考にしてください。
どんなネックウォーマーがあるのかな?
ナイキ ランニングラップ
定価:
素材:ポリエステル、ポリウレタン
ナイキのDRI-FITテクノロジーを採用したネックウォーマーです。吐息や汗で湿ったとしても、速乾性に優れているため、ストレスなく使用し続けられます。長く作られた特殊形状であり、ネックウォーマーとしてだけでなくヘアバンドなどユニークな使い方ができます。
生地は化学繊維で作られており薄手タイプです。気温の低い場所で使用する際は、長い形状を活かして厚みを持たせることで対応できます。ネックウォーマーにプラスαの使用方法を求める方におすすめです。
アディダス
定価:2,530円(税込)
素材:ポリエステル100%
リサイクル素材を60%使用し、環境に配慮して作られたネックウォーマー。風が当たる前面は風を通しにくい生地が使われており、背面は保温性の高いフリース生地が使われています。全体的に厚手タイプです。背面のゴムを引くことで首周りの調整ができるため、ぴったりとフィットさせて冷気の侵入を防ぎます。
冷気を防いで保温効果も高いため、気温の低い地域でも使えます。通勤や通学などランニング時以外にも使いたい方におすすめです。
アンダーアーマー コールドウェザー ネックゲイター
定価:円(税込)
素材:ポリエステル100%
撥水防風加工を施した生地で作られているネックウォーマー。口元を覆いながらも耳は出しておける特殊構造です。通常のネックウォーマーは耳に引っ掛けるため圧迫感がありますが、ネックゲイターは硬めの生地で作られているため形が崩れにくく、耳を出した状態でも口元を寒さから守ってくれます。
また、長めに設計してあるため、首元までしっかりと覆うことができ、首元からの冷気の侵入を防ぎます。やや厚手で硬い生地のため、ランニング時のウォーミングアップや待機中などにしっかりと保温したい方におすすめです。
デサント
定価:円(税込)
素材:ポリエステル100%
前後面ともに防風性に優れた生地で作られたネックウォーマー。表面は全て防風生地で作られているため、どの方向からの風に対しても保温性を発揮します。短いタイプのため口元を覆うのには適しておらず、ストレスなく呼吸ができます。
やや厚手タイプであり寒い地域でも使用可能です。口元を覆わずに首からの風を防げるため、ランニング時などスポーツに適しています。寒い地域でランニングを快適に楽しみたい方におすすめです。
アシックス THERMAL TUBE NECK
定価:1,760円(税込)
素材:ポリエステル100%
表面は防風性に優れた生地を使い、裏面は起毛生地を使ったネックウォーマー。裏起毛のため保温性に優れています。円柱形状のため頭からかぶるだけで使用でき、位置を調整する必要がありません。ストレスなく手軽に使えるネックウォーマーです。
口元を覆ったり首元を温めたり、状況に応じて使うことが可能です。寒い地域でも安心して使えるため、気温の低い地域でランニングを楽しみたい方におすすめです。
ミズノ ブレスサーモネックウォーマー
定価:3,190円(税込)
素材:ポリエステル92%、合成繊維(ブレスサーモ)8%
前面にミズノの独自素材であるブレスサーモを使用したネックウォーマー。ブレスサーモは体から出た水分を吸収して発熱する吸湿発熱素材です。吐息や首周りの湿度を吸収して発熱してくれるため、高い保温性を発揮します。
ランニング時にも邪魔にならない短めの設計です。背面の紐を引くことで首周りを調節できるため、ぴったりとフィットさせることでさらに高い保温性を発揮します。ブレスサーモによる発熱技術で、寒い環境下でも運動を楽しみたい方におすすめです。
まとめ
寒い中での運動にはいくつものリスクがあります。しっかりと防寒対策をして怪我をしないようにスポーツを楽しみましょう。寒さ対策にはネックウォーマーだけでなく、ランニンググローブもおすすめです。
冬のマラソンにおすすめのランニンググローブ
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