ヴェイパーフライ4は、
「フルマラソンでも使えるのか?」
「ハーフまでが限界では?」
と疑問に思われることが多いシューズです。
結論から言うと、
走力と使い方次第で、フルマラソンでも十分に使用できます。
ただし、誰にでも無条件でおすすめできるわけではありません。
本記事では、
ヴェイパーフライ4がフルマラソンで通用する理由と、
向いているランナー・注意点を詳しく解説します。
ヴェイパーフライ4はフルマラソン対応モデルなのか?

ナイキ公式の位置づけとしても、
ヴェイパーフライ4はフルマラソン対応のレースシューズです。
ただし設計思想は、
- 「スピードを維持しやすい」
- 「安定したフォームで走り続ける」
という点に重きが置かれています。
そのため、
フルマラソン後半でフォームが乱れやすい市民ランナーにとって、
アルファフライよりも扱いやすいケースが多いのが特徴です。
▶︎ アルファフライ3との比較は
「徹底比較記事」で詳しく解説しています。
フルマラソンでヴェイパーフライ4が活きる理由

① 安定感が高く、後半でも接地がブレにくい
フルマラソンでは30km以降、
脚の疲労によって接地が乱れやすくなります。
ヴェイパーフライ4は、
- ミッドソール形状の最適化
- 横ブレを抑えた設計
により、
疲れても接地が安定しやすいという強みがあります。
② 過度な反発がない
アルファフライ3のような
「跳ね返される感覚」が強いシューズは、
脚が残っていないと逆に消耗します。
ヴェイパーフライ4は、
前に転がるような自然な推進力が特徴で、
後半でもリズムを保ちやすい設計です。
③ 軽量でピッチを維持しやすい
フルマラソンでは、
ストライドが縮み、ピッチ走法になりやすいです。
ヴェイパーフライ4は軽量なため、
脚が重くなってもテンポを保ちやすい点が評価されています。
距離別|ヴェイパーフライ4の本領発揮ゾーン

どんなときにおすすめ?
5km・10km
- 非常に相性が良い
- 軽快でスピードが出しやすい
ハーフマラソン
- 最適距離
- 反発と安定感のバランスが最大化
フルマラソン
- サブ3前後に最適
- 安定したペース維持が可能
フルマラソンで向いているランナー
ヴェイパーフライ4でフルを走るのに向いているのは、
次のようなランナーです。
- フルマラソンの目標がサブ3〜サブ3.5
- 後半に失速しやすい
- 安定感を重視したい
- 厚底に慣れているが、強すぎる反発は不要
この層にとって、
ヴェイパーフライ4は安心して使えるレースシューズです。
フルマラソンで注意すべきポイント


要注意!
① サイズ選びは慎重に
フルマラソンでは、
足がむくむことを前提にサイズを選ぶ必要があります。
- ハーフまで問題なくても
- フル後半で圧迫感が出る
このようなケースがあるため、
レース用ソックス着用での試し履きが重要です。
② 事前に慣らし履きは必須
新品のまま本番投入はおすすめできません。
- レースペース走
- 20〜30km走
で最低1〜2回は使用し、
足への当たりや違和感がないか確認しましょう。
③ ジョグで多用しない
ヴェイパーフライ4は、
日常のジョグ向けシューズではありません。
- カーボンへの負担
- フォームの崩れ
を防ぐためにも、
使用頻度は限定することが大切です。
▶︎ 練習での使い分けは
「練習でも使うべき?」で詳しく解説しています。
アルファフライ3と迷った場合の判断基準


アルファとヴェイパーどっちがいいんだろう?
フルマラソンで
アルファフライ3と迷った場合は、
- 安定感重視 → ヴェイパーフライ4
- 記録最優先・脚力に自信あり → アルファフライ3
という基準で考えると失敗しにくいです。
▶︎ 走力別の詳しい比較は
「サブ3・サブ4別の選び方」で解説しています。
まとめ|ヴェイパーフライ4は「フルでも安心型」
ヴェイパーフライ4は、
- フルマラソン対応
- 市民ランナーに優しい設計
- 後半の安定感が強み
という特徴を持つ厚底シューズです。
「アルファフライほどの反発はいらないが、
記録は狙いたい」
このような方にとって、
非常にバランスの良い一足と言えるでしょう。
全体像を把握したい方は、
▶︎ 「ヴェイパーフライ4とアルファフライ3の違い」
もぜひ参考にしてください。



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