プロテインは筋トレをしている人や身体を大きくしたい人が飲むイメージですが、陸上競技中距離選手にとっても必要な存在です。
そこで今回は、中距離ランナーにプロテインが必要な理由と、おすすめのプロテインを紹介します。プロテイン選びの参考にしてください。
・中距離ランナーもプロテインは必要?
・おすすめのプロテインは?
・プロテインの選び方は?
・中距離ランナーもプロテインを飲むべき理由
・プロテインの選び方
・おすすめのプロテイン
20年以上の競技歴で培った知識を基に解説します。
プロテインは必要?
プロテインを飲まないランナーが多い
プロテインは「筋肉を大きくするためのもの」というイメージから、飲まないランナーが多くいます。しかし、実際はランナーにとっても必要であり、学生ランナーや実業団ランナーの多くはプロテインを飲んでいます。
ランナーにとって、競技力向上や怪我を予防するためにはプロテイン摂取は必要なのです。
学生ランナーは飲んでるのか!
中距離ランナーもプロテインを飲むべき
プロテインはタンパク質の塊であり、タンパク質は筋肉の材料であることから、プロテイン摂取が筋肉を作る材料であることは間違いありません。
そのため、身体を大きくすることを目的にプロテインを飲むアスリートもいます。しかし、それだけがプロテインのもたらす効果ではありません。まずはプロテインを飲むべき理由を解説します。
パフォーマンスが向上する
陸上中距離種目はスタミナとともにスピードも大きく求められる種目であるため、筋肉をつけ身体を大きくする必要があります。
世界大会などを見れば分かるとおり、800mや1500mのトップランナーは短距離選手のような体つきをしている選手も多くいます。
プロテインは筋トレと並行して飲むことで筋肉を大きくするためのサポートを行ってくれるため、筋トレの効果を最大限に高めてくれます。身体を大きくしてフィジカルで負けないようにするためにもプロテイン摂取は基本です。
プロテインを飲んでパフォーマンスを向上させよう!
怪我の予防になる
陸上競技は自分の限界にチャレンジする競技であり、そのためのトレーニングもハードなものになります。トレーニングのダメージが積み重なるとランニング障害に発展するため、その都度ダメージをリカバリーする必要があります。
ダメージのリカバリーのためには、トレーニング後、すぐのタンパク質補給が必要であり、それを手軽に行えるのがプロテインです。
トレーニングのダメージを蓄積させないためにも、プロテインはしっかりと飲むことがおすすめです。
プロテインを飲んで怪我を予防しよう!
トレーニング効果を高める
トレーニングによる疲労はその都度取り除く必要があります。疲労が残っている状態で次のトレーニングを行ったとしても、よいパフォーマンスは期待できず、無駄なトレーニングになってしまいます。
トレーニングの疲労を残さないためには、トレーニング後のリカバリーが必要であり、それを促すのがプロテインです。トレーニングの後はプロテインを補給して、疲労の軽減に努めましょう。
プロテインを飲んでトレーニング効果を高めよう!
プロテインの選び方
中距離ランナーもプロテインを飲むべきですが、むやみに飲んでも効果はありません。プロテインにもいくつかの種類があり、目的に合わせて選ぶ必要があります。
選び方を間違ってしまうと、せっかく飲んでいるのに逆効果になる場合もあるため、まずはプロテインの選び方を理解しておく必要があります。
何が違うんだろう?
プロテインは大きく分けて2種類
プロテインは、動物性タンパク質由来のホエイプロテインと、植物性タンパク質由来のソイプロテインの大きく2つに分けることができます。
ホヘイプロテインは。筋肉を大きくする効果があり、短距離選手やラグビー選手が飲みます。ソイプロテインは、身体を引き締める効果があり、マラソン選手や減量を必要とする格闘家が飲みます。
陸上中距離種目は、短距離的要素と長距離的要素を併せ持っているため、ホエイプロテインとソイプロテインを並行して飲む必要があります。
タンパク質含有量で選ぶ
プロテインを選ぶ上で、重要なのがタンパク質含有量です。タンパク質含有量が高いほど、余計な成分は含まれていないということになります。商品によってはプロテインを飲みやすくするために人工甘味料や砂糖が大量に加えられており、何のために飲んでいるのかわからないものもあります。
ただ、継続して飲むためには、最低限の砂糖や甘味料は必要であることに加え、タンパク質の吸収を促すためにタンパク質以外の成分が入れられている場合もあるため、それらのバランスが重要になります。
値段で選ぶ
プロテインはメーカーによって価格設定はさまざまです。同じ金額であっても内容量は3分の1なんてことも珍しくありません。高価すぎる商品では、継続することが困難であるため、コストパフォーマンスも重視しなくてはなりません。
中距離ランナーにおすすめのホヘイプロテイン
中距離種目は短距離的要素もあるため、ホエイプロテインを使用して筋肉を大きくすることも必要です。ソイプロテインと並行してホエイプロテインも積極的に接種しましょう。
ザバス プロ アドバンスト ホエイプロテイン プレミアム
価格:7,260円(税込)(800g)
フレーバー:チョコレート
チョコレート味(1食分32gあたり)
エネルギー:120kcal
タンパク質:22.9g
タンパク含量:75%
脂質:1.5g
体づくりに有効なタンパク質であるアシッドホエイプロテインを使用し、吸収性に優れたホエイペプチドを配合しています。また、トレーニングで消耗しやすいビタミン、不足しがちなミネラルを含む、10種のビタミン+3種のミネラルを配合。
アンチ・ドーピング認証も受けており、安心して飲むことができます。タンパク質だけでなく、体づくりに必要な成分を含むザバスプロシリーズは、より高いレベルでプロテイン補給したい方におすすめです。
X-PLOSION ホエイプロテインWPC
価格:7,999円(税込)(3kg)
フレーバー:25種類のフレーバー
ミルクチョコ味(1食分30gあたり)
エネルギー:116kcal
タンパク質:21.0g
タンパク含量:70%
脂質:1.9g
X-PLOSIONは安心の国内製造プロテインメーカーです。25種類以上のフレーバーで飽きることなく飲み続けられます。特徴は圧倒的なコストパフォーマンスです。3kgで8,000円を割るため、他メーカーのプロテインと比較しても安いことが一目瞭然です。
長期間飲み続けるプロテインは費用が嵩むこともあるため、費用を抑えられるのは大きなメリットとなります。コストを抑えながら、いろんなフレーバーも楽しみたい方におすすめです。
マイプロテイン Impact ホエイ アイソレート (WPI)
価格:17,990円(税込)(2.5kg)(50%オフクーポン利用で約9,000円)
フレーバー:11種類
ノンフレーバー味(1食分25gあたり)
エネルギー:93kcal
タンパク質:23g
タンパク含量:92%
脂質:0.1g
マイプロテインは、コストパフォーマンスの高さから多くのアスリートに人気の海外ブランドです。通販だけでなく最近はドン・キホーテでも購入でき、より手軽に試すことが可能です。
タンパク質含有量の高いアイソレートタイプも種類が充実しており、飽きることなくさまざまなフレーバーを楽しむことが可能です。
定期的に開催されるセールではほとんどの商品が約50%オフで購入できるため、お財布に優しい点もおすすめポイントです。
中距離ランナーにおすすめのソイプロテイン
中距離種目は長距離的要素もあるため、ソイプロテインを使用して身体を引き締めることも必要です。ラストはスタミナが必要になるため長距離トレーニングの際はソイプロテインを接種しましょう。
ザバス プロシリーズ
価格:5,280円(税込)(870g)
フレーバー:チョコレート,ヨーグルト
チョコレート味(1食分28gあたり)
エネルギー:103kcal
タンパク質:20.6g
タンパク含量:80%
脂質:1.4g
ザバスプロテインのハイグレードシリーズ。大豆タンパク質に加え、空腹感を抑制するガルシニアエキスが配合されています。また、10種のビタミン+3種のミネラルも配合されており、不足しがちな栄養素を補うこともできます。
アンチ・ドーピング認証も受けているため安心して飲めるのもおすすめポイントのひとつです。大豆タンパク質に加え、ビタミンミネラルなどを一度に手軽に摂取したい方におすすめです。
プロテインによるタンパク質摂取をより高いレベルで求める方におすすめです。
ザバス ソイプロテイン100
価格:5,060円(税込)(900g)
フレーバー:ココア,ミルクティー,ソイミルク
ココア味(1食分28gあたり)
エネルギー:107kcal
タンパク質:20.0g
タンパク質含有量:75%
脂質:1.6g
ザバスソイプロテイン100は大豆タンパク質を100%使用したプロテインです。大豆タンパクに加え、体づくりや体調管理に欠かせない4種のビタミンB群+ビタミンC+ビタミンDが配合されています。
プロテインは味によって好みがあるため、購入に不安を感じる方もいるかもしれません。しかし、ザバスソイプロテインはコンビニ等で紙パックでも発売されているため、手軽に試すことが可能です。これからプロテインを飲み始める方におすすめです。
マイプロテイン ソイ プロテイン アイソレート
価格:3,590円(税込)(1kg)(50%オフクーポン利用で約1,800円)
フレーバー:アイスラテ,チョコレートスムーズ,ソルティッドキャラメル,ナチュラルストロベリー,バニラ,ミルクティー,黒糖ミルクティー,抹茶ラテ,ノンフレーバー
ノンフレーバー味(1食分30gあたり)
エネルギー:108kcal
タンパク質:27g
タンパク質含有量:90%
脂質:0.5g
海外メーカーであるマイプロテインは、コストパフォーマンスの高さから、多くのアスリートから支持されています。定期的に開催されるセールではほとんどの商品が50%オフ程度で購入できるため、非常に安く購入可能です。
成分で他メーカーに劣らないことはもちろん、日本メーカーにはないさまざまなフレーバーが特徴です。また、タンパク質濃度が高いアイソレートタイプも発売されているため、より効率よくタンパク質を摂取することが可能です。
圧倒的なコストパフォーマンスと効率の良いタンパク質摂取を重視する方におすすめです。
リバティライフ
価格:2,860円(税込)(1kg)
フレーバー:ミルクティー,抹茶ラテ,ナチュラルストロベリー,ナチュラルバナナ,カフェオレ,塩バニラ,塩キャラメル,リッチメロン,杏仁豆腐,ピーチマンゴー,ブルーベリーチーズケーキ,リッチチョコレート,黒蜜きなこ,りんご,ほうじ茶,ティラミス
リッチチョコレート味(1食分20gあたり)
エネルギー:76.3kcal
タンパク質:15.5g
タンパク質含有量:77.5%
脂質:0.9g
リバティライフは、人口甘味料不使用のソイプロテインをさまざまなフレーバーで発売しています。プロテインは飲みやすくするために人工甘味料や砂糖が使用されることが多くありますが、リバティライフのプロテインは、甘味料に天然成分を使用しているため安心して飲めるのがポイントです。
また、17種類のフレーバーから選ぶことができ、飽きることなく継続できます。タンパク質含有量も80%程度と、他メーカーに劣ることはなく、味だけでなく成分でも引けをとりません。
安心の国内メーカーでコストパフォーマンスを重視する方におすすめです。
まとめ
中距離ランナーにとってパフォーマンスを向上させ、怪我を予防するためにはプロテインが必要です。トレーニング後はなるべく早めにプロテインを飲み、リカバリーを促しましょう。
ホエイプロテインとソイプロテインを並行して摂取し、理想の身体をつくりましょう。
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